現代文学 ダイエット 小説一覧

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もう笑わない

「お前、ちょっと見ない間に太ったなー」 昼休みの、何気ない一言だった。 僕はいつものように、バツが悪そうに笑ってみせた。けれど内心では、またか…と、心の奥に冷たい鉛が落ちる音がした。 社会人になってから、職場ではしょっちゅう「体型いじり」をされた。 「いいもん食ってるなー」「そろそろジム行けよ」 全部冗談、のはずだった。でも、笑いながら言えば、何を言ってもいいのだろうか。 いやもっと言えば、僕が男性だから言われているのではないか? 女性に言えば瞬時に「セクハラ」扱いされるから。
現代文学 完結 短編
感想数 0 文字数 1,155 最終更新日 2025.11.12 登録日 2025.11.12
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