ライト文芸 ヤンデレ要素あり 小説一覧
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1
わたしの大切なおとうと
彼女はおとうと想いだった。この世界の、誰よりも──
高校二年生の荒浜なぎさには、大好きなおとうとがいた。自分のことをおんなの子だと思い込んでいたおとうと。世界でいちばん、大切だったおとうと。去年の六月、自殺で亡くしてしまったおとうと。その日から、なぎさの毎日は灰色になった。けれどそんななぎさも、恋に落ちた。灰色の毎日が、ようやく色彩を取り戻した。しかし、なぎさはまだ知らない。自分のおとうとへの想いがどれだけ歪んでいたのかを。その胸に空いた、虚ろな穴の闇の深さを。
2
絶対に諦めないし逃さない、君の白星を奪うまで
小学校卒業と同時に別れ、各々の道へ進む二人。
一人は変わらないままで、もう一人は強い憧れを胸に秘めて。
大きくそれた二つの道は再び交わり、彼と彼女は再会することになる。
「再戦の約束があった。熱い情熱を君はくれた。だからまた会えた。
その恩を返すためなら、どんな手段を使っても君に勝つ」
ーーこれは、感謝と情熱と執念を黒く煮詰めた物語。
(五話完結)
3
「いいね」数より重たいもの
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