ライト文芸 バナナ 小説一覧
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第877回バナナはおやつに入りますか会議 【声劇台本】【三人用】
早朝。
バナナたちが台所で、バナナはおやつに入るかどうかの会議をしています。
登場人物
バナ太郎
バナ次郎
バナ三郎
性別不問、アドリブアレンジok
適宜一人称や語尾の変更を行ってください。
こちらは声劇用の台本として書いたものです。
内容が大きく変わらない程度の変更は構いません。性別は不問です。
こちらは別のサイトにも載せています。
動画・音声投稿サイトに使用する場合は、使用許可は不要ですが一言いただけると嬉しいです。
喜びます。
自作発言、転載はご遠慮ください。
著作権は放棄しておりません。
使用の際は作者名を記載してください。
時々書き直しを行う可能性があります。予めご了承ください。
感想数 0
文字数 1,438
最終更新日 2025.09.09
登録日 2025.09.09
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DON'T CHILL THE BANANA(バナナを冷蔵庫に入れるな!)
人間の皆様へ。
バナナの取り扱いについて、ひとつ苦情がある。僕たちを冷蔵庫へ入れるのはやめていただきたい。
長持ちさせたいという気持ちは分かる。しかし、善意であれば何をしてもよいわけではない。僕たちの皮は寒さに弱く、冷やされると黒くなる。親切にも、向き不向きというものがあるのだ。
◆
僕はバナナである。
名前はない。あるのは「高地栽培フィリピン産」という出自と、「朝のエネルギー補給に最適!」という他者からの期待だけだ。
考えてみれば人間も似たようなものかもしれない。出身地と肩書きで呼ばれ、額に貼られたシールどおりに生きることを求められる。
僕を買ったのは、バナナひとつ選ぶのに何往復もする男だった。
仲間は四本。存在の不安を陽気さで踏み倒すマイケル、どちらが兄かという問いに取り憑かれた双子、そして沈黙のなかで何かに到達しかけている無口な一本。僕たちは一本ずつ自分の結末を迎えていくのだが、本当の問題は僕たちの行く先ではなく、この男が何も選べないことのほうにあった。
感想数 0
文字数 6,518
最終更新日 2026.07.28
登録日 2026.07.28
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