津軽小説一覧

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 元禄十一年(1698年)、徳川五代将軍綱吉が発した悪法「生類憐みの令」の時世……にもかかわらず、釣り糸を垂らし続ける武士がいた。津軽采女政兕(まさたけ)。日本初の釣り指南書『何羨録(かせんろく)』の原作者だった。  又従兄弟(はとこ)で小野派一刀流の剣豪である津軽平蔵信寿(のぶひさ)は、政兕の釣狂ぶりが理解できず、釣りの面白さがわからぬがゆえに己の剣の乱れに悩んだ。    だが、、、、政兕にも悩みがあった。  津軽家は山鹿流兵法を介して赤穂の浅野家と縁がある一方で、政兕の妻の実父は「吉良上野介」だった。  政兕と信寿。時代に翻弄されつつも互いに敬い合い、やがて各々の興じる風流を極めんとする、大江戸人情物語。
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文字数 76,282 最終更新日 2018.04.29 登録日 2018.04.29
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