恋愛/異世界 小説一覧
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ジュンメウキ王国の公爵令嬢シシラ・アリゲイタは毎日が忙しかった。来る日も来る日も聖女の妹アビス・アリゲイタの尻拭いを強いられてきたのだ。勉強も魔術も課題の提出は全て代わりに片付けて、聖女の仕事をサボったときのフォローもこなすなど、面倒事は全てシシラに回ってくる。公爵家の両親に訴えても、「お前は公爵家のために妹を支える立場だ」と聞き入れて貰えない。シシラの心は疲弊していくばかり。
だからこそ、浮気性な婚約者の王子が学園で「聖女こそ婚約者にふさわしい!」として婚約破棄を宣言したとき、シシラは喜んで受け入れた。無論、冤罪を着せて国外追放されることすらも。
両親にも婚約破棄のことを報告したあとすぐに屋敷を追い出されたシシラは、婚約破棄に異議を口にした魔術師の手引で隣国のバッファロード王国に渡ることになる。その魔術師の正体がバッファロード王国でどれほどの存在か知らずに。
一方、シシラが去ったジュンメウキ王国は荒れた。姉に面倒事を押し付けたアビスがそのツケが回るかの如く聖女の仕事をうまくできなくなっていたのだ。更に、実はシシラこそが真の聖女だった可能性までも発覚し、寝取ったアビスも婚約破棄した王子も後悔することとなる。
文字数 46,603
最終更新日 2026.01.13
登録日 2026.01.01
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主人公のシェヘラザードとジルベールは政略結婚夫婦。
お互いに過不足なく順調に暮らしてきたが、何年かたつうちにある不協和音が二人の間に流れ出した。
それは子供がいないこと。跡取りを必要とする侯爵家は、ジルベールに妾を迎える。
そこでもジルベールはシェヘラザードを妻として尊重し、妾には母親としての役割だけを与えて分担させた。
どちらにも何不自由ない暮しを約束し、特に問題なく過ごしていた。
嫡男も生まれ、順風満帆だと思われていたところに新たな難題が持ち上がる。
妾が、跡取りの母親であることを笠に着て、形ばかりの妻でしかないとシェヘラザードを罵り、排除しようと動き出したのだ。
こんなはずではなかったと、頭を抱えるしかないジルベールと、全てを諦めて彼の元を去るシェヘラザード。
だが思わぬ展開から起きた奇跡が、二人の人生を再び交差させる。
☆R15は保険でふ。
文字数 17,023
最終更新日 2025.01.15
登録日 2025.01.14
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