粛慎 小説一覧
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日本刀の祖、刀工の祖、天国。
西暦六九九年、大陸からの異邦人・天国は、蝦夷と粛慎の指導者・志良守叡草に連れられ、持統上皇に謁見した。鍛冶師として倭国で働く事になった天国は、対価として草薙剣を見たいと願う。
天国は極東の秘境に住む、謎の鍛冶一族に生まれた。
嘗て天国は、世界に蔓延る呪いを消し、全ての死者を蘇らせるという『二振りの神剣の奇跡』の神話を母から聞かされていた。
神剣の探訪が、天国の幼い頃からの夢となっていた。
ある年。一族の里がペストで壊滅した。天国は突然の悲劇に打ち拉がれながらも、神剣の一振りを託され、夢を唯一の心の支えに、あての無い旅に出る。
旅の道中、天国は契丹の反乱、靺鞨による天門嶺の戦いに巻き込まれる。
多くの生死を間近で体験した天国は、無力感と絶望を幾度も味わい、人間の有り様に深い葛藤と疑念を覚える。答えの無い問いを抱えながら、天国は剣を祀るという倭へと渡ったのだった。
倭に渡った天国は、そこでとてつもない事件に遭遇する事になる。
その事件の果て、天国は己が抱く問いへの答えを見つけ出す。
およそ50万文字の作品です。
既に最後まで書き終わっており、推敲や改稿をしながら投稿を続けるつもりです。
※1里が500メートル等、当時の尺貫法を基準にしております。
文字数 69,502
最終更新日 2026.01.11
登録日 2026.01.07
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