奈良時代小説一覧

4
 左大臣長屋王、天武天皇之孫、高市親王之子也、皇統奪還を望み、呪術師沙宅萬首に誑かされ、私かに左道を用い、国家を傾けんと欲す。しかし不比等の遺策を受けた葛城王に陥れられ、罪を得る。 (天平元年(七二九)二月辛未(十日)。左京人従七位下漆部造君足。無位中臣宮処連東人等告密。称、左大臣正二位長屋王私学左道。欲傾国家。其夜。囲長屋王宅)  藤原朝臣武智麻呂、長屋王を窮問し、その罪を裁く。 (天平元年二月壬申(十一日)。中納言正三位藤原朝臣武智麻呂等。就長屋王宅、窮問其罪)  長屋王の罪、妻子に及ぶ。 (天平元年二月癸酉(十二日》。令王自尽。其室二品吉備内親王。男従四位下膳夫王。無位桑田王。葛木王。鉤取王等。同亦自経。長屋王、天武天皇之孫。高市親王之子也。吉備内親王、日並知皇子尊之皇女也) 天平元年二月十三日、沙宅萬首、毒を得て、死す。
24h.ポイント 242pt
小説 5,044 位 / 184,627件 歴史・時代 38 位 / 2,165件
文字数 28,539 最終更新日 2024.05.11 登録日 2024.05.08
2
SF 完結 短編
あんたはなア、貴族の血を継いでるさかいに……」 そう語った婆やは既に亡くなり、男は退屈の日々を過ごしていた。そんな折、彼は夜の街の中に見慣れないバーを見かける。光に導かれるままに中へと入ると、そこには女が佇んでいた。 「あなたには、話しておかなくちゃ……」 彼はいつしか眠りに落ち、目が覚めるとそこは奈良時代の日本であった。女は、自身の正体が幾千年と生きる狐であることを明かすと、父について徐に語り始める。父とは、かの大悪人、弓削道鏡であった。  
24h.ポイント 0pt
小説 184,627 位 / 184,627件 SF 5,119 位 / 5,119件
文字数 30,742 最終更新日 2024.02.13 登録日 2024.02.13
全てを失った和也と芹那は、再びあの奈良時代へ。 そして八岐大蛇となった正人が手にしようとしている力とは。 写真はphotoAC より YATA!様の「風景 箱根神社」をいただきました。
24h.ポイント 0pt
小説 184,627 位 / 184,627件 ファンタジー 42,476 位 / 42,476件
文字数 63,581 最終更新日 2021.11.26 登録日 2021.09.30
──大海原の先で出会った赤鬼は、私と同じ遣唐使でした。 唐の官僚達に才能を嫉妬され、曰く付きの高楼の中に閉じ込められてしまった遣唐使・吉備真備。 為す術もなくやるせない気持ちに駆られる真備であったが、そんな彼の前に現れたのは同じ遣唐使・阿倍仲麻呂を名乗る一人の赤鬼であった。 『江談抄』そして『吉備大臣入唐絵巻』に描かれる、二人の遣唐使のちょっと不思議な友情物語をアレンジしました。 日本史・中国史に出てくるあの方々もチラホラと.....? 異国の風に吹かれながら、奇想天外な攻防戦をお楽しみください。 ※リメイク版です。
24h.ポイント 0pt
小説 184,627 位 / 184,627件 歴史・時代 2,165 位 / 2,165件
文字数 174,342 最終更新日 2021.11.02 登録日 2019.03.29
4