少女救済 小説一覧
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パーティを追放された僕は、それでも仲間を想う
恨めたなら、きっと楽だった。
パーティを追放された共鳴士ユーリは、それでも仲間を憎みきれなかった。
捨てられた痛みは残っている。
届かなかった言葉も、壊れかけた絆も、胸の奥に刺さったままだ。
それでもユーリは、誰かが傷ついていれば手を伸ばしてしまう。
やがてユーリは、奴隷商に囚われていた少女と出会う。
傷つき、名前さえ言えなくなっていた少女は、ユーリの優しさに触れ、少しずつ前を向き始める。
けれど、その優しさはユーリ自身を削っていく。
守るために無理を重ね、笑顔は少しずつ壊れていく。
そして少女もまた、ただ守られるだけではいられなくなる。
壊れていくユーリの笑顔を見て、初めて「この人のために何かを返したい」と願う。
ユーリを追放したレグナスたちもまた、消えない後悔を抱えていた。
追放した側と、された側。
守りたかった者と、守られなかった者。
届かなかった想いは、やがて王都を覆う異変の中で再び交わっていく。
これは、傷ついた者たちが、それでも絆を信じようとする物語。
優しさだけでは救えない世界で、それでも誰かを想い続ける再生譚。
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文字数 59,678
最終更新日 2026.06.20
登録日 2026.06.13
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