幼い魔王 小説一覧

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クズ勇者と決別した俺は、魔王軍で働くことにした

クズ勇者と決別した俺は、魔王軍で働くことにした
傲慢な勇者は朽ち果てた馬小屋へ辿り着いた。 そこにいたのは、神器が選んだ「運命の賢者」――レイン。 だが、彼の体には魔力が一切なかった。 貧民街でその日暮らしを続ける、ただの浮浪者。 「魔力ゼロの役立たず? 神器が選び間違えたんだろう」 勇者はそう吐き捨てると、レインを容赦なく痛めつけ、血だまりに捨てて神器だけを持ち去った。 瀕死のレインを拾ったのは、物見遊山のつもりで人間界へ潜入していた魔族の将軍だった。 半ば冗談のつもりで魔王城へ連れ帰られたレインを見て、魔族たちは皆、人間が送り込んできた笑い話だと思っていた。 ――半年後。 人類帝国の経済は突如として崩壊。 補給網は寸断され、勇者一行は魔王に辿り着くことすらできず、自滅していく。 そして、魔王軍はかつてない統率力で王都へ進軍した。 絶望する勇者を見下ろしていたのは、かつて「魔力ゼロのゴミ」と切り捨てられた男。 ワイングラスを片手に、レインは静かに笑う。 「戦争は、後方支援と経済、そして情報を制した者が勝つ」 「そんなことも知らないで、俺に勝てると思ったのか?」 魔力ゼロ。 それでも世界を支配できる。 これは、一人の凡人が魔王軍を最強へ導く、異世界戦略ファンタジー。
ファンタジー 連載中 長編
感想数 0 文字数 38,206 最終更新日 2026.07.30 登録日 2026.07.30
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