4社合同の共同事業 小説一覧
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『星屑の狭間で』【外伝『ディファイアント』が出来た日】(誰がこの艦を造った?)
『運営推進委員会』は『軽巡宙艦として使用する撮影セット』として、艦体の建造依頼を2社に発注した。
ひとつが、International Comprehensive Shipbuilding
(インターナショナル・コンプレヘンシブ・シップビルディング)社【I・C・S】
もうひとつが、international space association (インターナショナル・スペース・アソシエーション)社【I・S・A】だった。
そしてまた『運営推進委員会』は『軽巡宙艦搭載メイン・コンピューター』の中核となるA I の設計と構築を2社に発注した。
ひとつが、アンソロペック社。
もうひとつが、A I O N Dynamics (アイオン・ダイナミクス)社だった。
艦体の構築・建造を担う2社での受注営業では、受注審査の担当課長が困惑した。
耳慣れない『軽巡宙艦』の建造を発注されたのだが、発注書を読めば…それは撮影セットだと書いてある……撮影セットなら、ハリボテに毛を生やしたような存在である筈だが……発注書に書いてある、このスペックは何なんだ?
まるで……ちょっと手を加えれば、本物の『軽巡宙艦』になりそうじゃないか……それに『運営推進委員会』は、この仕事に破格も巨額の金額を提示している。
4社とも『運営推進委員会』にはまだ参入していないが、参画交渉は始められていた。
造船2社の役員会と営業本部も破格・巨額の契約金額に惹かれて、受注を決定した。
軽巡宙艦に搭載するメイン・コンピューターに於ける中核を担うA I の設計・構築を発注された2社も、同様に受注を決定した。
艦体建造を担う2社は、それぞれの捉え方・認識・アプローチに於いて、同じ現場で作業を開始した……そこは『運営推進本部』地下の、造船ドックだった。
A I の設計・構築を発注された2社も、そのドックの中で同様に作業を開始した。
やがて4社に於いて、4様の葛藤と摩擦や軋轢が始まる。
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