回顧 小説一覧

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いつか遠くへ

 定年も間近となり、社内で慰労会を開いてくれた。同僚と語らいながら、勤務して四十年程の日々を振り返る。代り映えしない毎日だったように思うが、出勤途中の電車の中で、このまま乗り過ごして遠くへ行ってしまいたい、知らない所に行って、誰もいない所で一人っきりで大きな声を上げて叫びたい。そんな気持ちになったことだってある。慰労会に集まってくれた同僚の顔をこうして改めて見ていると、その日々がふといとおしくなった。
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追想/黄葉のころ

窓から覗くイチョウの葉と空を眺めながら、“追想”に時間を費やすのだった。
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句集

認めた句や最近詠んだ句を集めてみました。共感してもらえるような句が一つでもありましたら嬉しいです。 【好きな俳句】 ・菊の香や奈良には古き仏たち (松尾芭蕉) ・山路きて何やらゆかしすみれ草 (松尾芭蕉) ・この道や行く人なしに秋の暮 (松尾芭蕉) ・愁ひつつ岡にのぼれば花いばら (与謝蕪村)
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