「末期」の検索結果
全体で284件見つかりました。
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最終更新日 2023.09.01
登録日 2023.03.28
幕末期、武家に妾腹として生まれた沢良木桐吾(千駒)と港湾荷役頭の次男・大山岳 。
身分違いながら幼馴染みとして仲睦まじく過ごした二人。
やがて時代は明治へ移り、新時代の中でそれぞれに生きる道を選び取って行く。
岳は千駒に似た水滸伝の史進を背中に彫り込み、遂に念者と若衆の契りを交わすが、千駒は岳と愛し合いながらも姉の夫であり主君である志津眞を密かに想い続けていた。
千駒にとって姉はとても大きな存在であり、出奔者を出した沢良木家と言う業を背負った千駒には心の拠り所でもあった。
その姉が他界した事で千駒の心は闇に包まれてしまう。
自分に重い現実を背負わせ出奔した兄・伊織を殊更に恨み『自分にはもう何もいらない』と岳の事も捨ててしまう。
長い時間の中で紆余曲折ありつつ、岳との友情と笑顔を取り戻した千駒は、志津眞への想いをようやく成就させる。
千駒は志津眞と、岳は律と。
生きる道は違っても、友として一番の理解者として、常に互いを思い合っていたが……
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最終更新日 2021.03.10
登録日 2021.03.02
汐浜総合病院、通称妖(あやかし)病院。ここで働く医療スタッフの多くは、天使や悪魔、化け狸、九尾狐などといった所謂人間ではない者=妖で構成されていた。
そんな妖病院に研修医としてやってきたのは、ごく普通の人間である宮城陽菜。彼女は過去の経験から敢えてこの病院を初期研修に選び、医者としての夢の第一歩を踏み出した。
人間はもちろん、妖の診療もこなしていく日々。
過酷な選択、治療拒否、状態の急激な悪化、虐待、穏やかな外来、産まれる喜び、終末期医療。
壁にぶつかりつつも、個性溢れる指導医やスタッフ、頼もしい同期の助けを借りて陽菜はそれを確実に乗り越えていく。
医師として、そして人として成長する中で芽生える思い。そして忍び寄る病魔。
全ての研修を終えた時、陽菜は医師としてどんな道を選ぶのか。
※医療監修など、専門家のチェックは入っておりません。内容に関しては多少実際の医療と異なる部分があります。個人の創作であることを前提でご覧ください。
同じ作品の小説を【ノベルアッププラス】【小説家になろう】にあげています。
11ページ
最終更新日 2020.08.02
登録日 2020.07.16
3話
最終更新日 2023.01.23
登録日 2023.01.21
地球上の人口が爆発的に増加し、資源をほぼ使い果たした。汚染や異常気象で生活できる場所がどんどん狭まり、わずかな資源と『適居地』を求めて世界大戦が勃発。戦争末期にメーカー企業である『毘尤』が生きた人体から抽出した革命的なエネルギー『π』を戦争に投入し、それが壊滅的な結果をもたらしたのだ。各国は停戦協定を結び、連合政府を組織して『π』の使用を全面的に禁止した。戦争が終結すると連合政府は『適居地』に高い壁を築き『選民』のみにこの中で生活する権利を与え、『非選民』を『適居地』以外の12の行政区へ追放して集中管理するという法律を制定した。
物語は戦後30年、12のエリアのひとつ『申』から始まった
162ページ
最終更新日 2017.09.12
登録日 2017.06.21