「秘剣」の検索結果
全体で24件見つかりました。
日ノ本ノクニは、ツルギによって創られたと云われる。
いにしえの神々がツルギを海に浸し、引き揚げた時、四つの雫が滴り落ち、その雫がさらに分かれて八洲になったのだとか……
あの世とこの世を繋ぐ神剣ヒヒイロカネ。
三種の神器の要であるこの剣を持つ者が、世界を治めるができた。
エミシと鬼女との間に産まれ、ヒヒイロカネを授かった児が成長した。
名をアザマロと言った。
その秘剣を受継ぐが故に、陰陽師の呪術によってアザマロは昼は鷹に、誼を通じた女は夜に狼に変化した。
日の出と日の入にだけ、お互いの瞳がヒトとしての姿に見えるような瞬間を、それぞれが夢のように覚えていた。
文字数 58,540
最終更新日 2024.10.11
登録日 2024.10.11
「死者は嘘を吐かねぇ。汚ねぇのは、いつだって生きてる人間だ。」ー病には医者のメスを。悪には破邪の剣を振るう。江戸の闇を執刀する、天下御免の「大江戸監察医」が今、動く!
江戸末期序盤、天保の改革。飢饉と弾圧が江戸の町に暗い影を落とす中、八丁堀の片隅にある「天竜堂診療所」には、今日も貧しき人々が列をなす。主の名は高柳凌庵、医は仁術を重んじる情に厚い町医者として慕われているが、彼には「おろく医者」と呼ばれるもう一つの顔がある。
事件が発生した時、凌庵の姿は小石川養生所の奥深き聖域「不帰ノ蔵」の一角、監察医務院「顕幽閣(けんゆうかく)」にある。死者の無念を解き明かす、江戸唯一の「監察医」としての姿だ。時に死骸を検分して真相を探り、役人と共に事件の真実を見届ける、それが凌庵の役目だ。
そんな凌雲は重大な秘密を抱えている。大御所ー即ち先代の将軍が、市井に開業する医家の娘と恋に落ちた末、密かに生を受けた「将軍家の落胤」という宿命だ。事件を通じ素性が明るみになり、徳川一門の身分を得るが、本人は栄達を望まず一介の医者として生きる道を選んだ。それが高柳凌庵こと松平源七郎斉勝の今の姿なのだ。
不審な死を遂げた亡骸、その沈黙の訴えを凌雲は蘭学の粋を極めた解剖術で鮮やかに切り出していく。しかし、死の裏側に潜むのは、法の手が届かぬ巨悪の影……。
難事件には江戸時代の法医学書「無冤録述」、人の命を軽んじる悪には破邪の秘剣を振るう。
かつて捨てたはずの「葵の御紋」の重みを背負い、白頭巾を翻す正義の怪盗が闇夜を駆ける!
時代小説の枠を超えた圧倒的スケールで贈る、痛快”メディカル”娯楽時代活劇、堂々開幕!
※「幽世ノ華~大江戸天竜堂御用療治」の改題作品です、前作は非公開とさせて頂いております。前回登録いただいた方は、こちらをお読みください。
※小説家になろう併催。
文字数 164,765
最終更新日 2026.05.24
登録日 2026.03.07
月浜藩は畿内近江に二郡、河内に一郡、あわせて1万4千石を領して成る小藩に過ぎないが、それでも近隣に知られた「自慢」がある。
「花の秘剣」で知られた晴願流の剣客、名人・小菅甚助その人こそがそれで、彼の道場では、剣名を慕って藩の内外から集った門弟たちが、日々、剣の腕を競っていた。
これは、そんな小菅道場で師範代をつとめる若者「矢倉新之丞」が稽古録……をいずれ書くために書き留めている手控え。
文字数 4,331
最終更新日 2019.04.30
登録日 2019.04.30