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ミステリー 連載中 長編
死者の声は、証拠にならない。 それでもそこには、真実の欠片が眠っている。 工業都市ルクスボロー市警。 ラズロは、証拠保管室という地下倉庫で、 既に終わった事件の調書や証拠品を整理するだけの末端巡査だ。 捜査権限はなく、正義を振りかざす立場でもない。 ある日、「自殺です。調査は終わりました」 そう告げられながらも、「夫は自殺なんてしない」と訴え続ける未亡人の姿が、妙に心に引っ掛かった。 「美人の不幸は、見ていられない」 好奇心と同情心に背中を押され、 ラズロは噂に聞く“死者の声を聞く質屋”を訪ねる。 そこにいたのは、不機嫌で神経質そうな美貌の青年だった。 「用がないなら帰れ。俺には関係ない」 彼は、自らの力を否定し、真実に触れることを拒んでいた。 死者の声は、証拠にならない。 真実は、必ずしも人を救わない。 それでも誰かを救うためだと、言い訳をしながら。 これは、正義を守らない警察官と、 真実を売らない質屋が手を組んでしまった、共犯の記録である。 カクヨム、なろうにも掲載してます。 表紙はパブリックドメイン画像を使用。 → https://lit.link/alittledreamより。 作成には【装丁カフェ】様を活用させて頂きました。 → https://pirirara.com
大賞ポイント 1,610pt
文字数 90,848 最終更新日 2026.03.15 登録日 2026.02.05
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