「打ち出の小槌」の検索結果
全体で2件見つかりました。
2
件
癒しの幼女短編っ!得意の“奇跡”でみんなを癒しますっ!
「いたいのいたいの、とんでけーっ」
その幼女が拙い詠唱を口にすればどんな難病重傷もたちどころに回復してしまう。
しかし悲しいかな、聖女は強すぎる“奇跡”の代償として発達に問題があった。
とはいえそれは周りの大人にとっては好都合でしかなく、彼女は大人たちの打ち出の小槌として大事に扱われる。
そんなある日、彼女は誘拐されてしまう。居場所はすでに割れているのだからどうにか連れ戻すだけ。
聖女さまは無事に帰還することができるのか⁉︎
登録日 2023.01.24
あらすじ
ときは、天正十年、の六月。
たまたま堺にきていた、出雲の阿国とその一座。それがまきこまれてゆく、冒険の物語。
ことのおこりは、二年に一度、泉州の沖にある島の山寺で、厄祓いにみたてた、風変わりな荒行(ひとは、それをぶちりと呼んでいる)がおこなわれる。
それが、こたび島の荒行では、ほとんどのひとが戻らなかった。やがて、うわさがささやかれた。
この荒行は、なにかある。
呪われておる。もののけがおる。闇から死人が、おいでおいでする。
人々は怖れた。
寺は、これを鎮め、まさに島の厄祓いをするために、ひと集めをはじめた。
かつて、阿国一座にいた鈴々という、唐の娘が、そのひと集めにいってしまったことから、事件に阿国と、その仲間達が巻き込まれてゆく。
はたして、島では、景色を自在に操るもののけ、唐のキョンシーらしきもの、さらに、心をのぞける、さとりや、なんでも出来るという、天邪鬼らが現れ、その戦いとなります。
時代劇ではお馴染みの、霧隠才蔵や、猿飛も登場します。
どういう、展開となるか、お楽しみください。
文字数 268,143
最終更新日 2020.07.19
登録日 2019.11.27
2
件
