「申込書」の検索結果

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恋愛 連載中 短編
美男子ほど、寿命が短い世界。 なぜか男子だけが、 容姿が美しいほどに儚く散ってしまう。 王国きっての武闘派一族に生まれたロレーヌは、 双子の弟・ジェントをどうにかして生かしたいと思っていた。 しかし、生ける宝石と称えられる美しい双子の二人。 ジェントは、医師の見立てだと二十歳まで生きられない。 十七歳になったある日、 ロレーヌは王家の秘薬であれば ジェントの命が救えるかもしれないと噂を耳にする。 「王太子殿下の妃に選ばれれば、 王家の秘薬を分けてもらえるのでは?」 運良く、始まった妃選び。 王太子妃の座を狙う娘は多いものの タヌキに似ていると噂の王子様は 健康長寿が取り柄の人。 王子様の目の前で 婚約申込書を叩きつけたロレーヌは 武闘派一族の娘の名に恥じないよう どストレートに交渉する。 そんな彼女を気に入ったタヌキな王子様と、 「あなたに恋をしてみせます!」と宣言したロレーヌのラブコメです。
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文字数 15,711 最終更新日 2020.04.13 登録日 2020.04.01
恋愛 連載中 ショートショート
「え〜と、はじめまして」 「あれ、確か昨日入会手続きをさせてもらいましたよね」 あぁ、もう完全に浮かれてふわふわしている。 私は「ぽちゃぽちゃがいいんじゃん」と言って甘やかしてくれる夫と結婚して5年 ボヤ〜と仕事して、ボヤ〜と暮らしていると もうぽちゃぽちゃじゃないじゃんと自覚してしまい、昨日家の近所にできたフィットネスジムに見学に来たのである。 「あ〜、そうそう昨日はどうも〜」 「今日はストレッチからはじめて、軽めにいろいろ試して見ましょうね」 昨日は、完全に一目惚れだった。ジムに入ってすぐの受付でにこにこと出迎えてくれた彼は、少し年下で、色白で細身だけど胸板から腕まわりが明らかにがっちりしていてアスリートですと体がアピールしていた。 正直なところ彼と話した記憶はほとんどないけど、彼の胸板を見つめながら入会手続き&個人レッスンの申込書を書いた記憶はうっすらある。 「じゃあ、はじめましょう」 「はい、よろしくお願いします」 しかし、今日のインストラクターさんは入会手続きをしてくれた彼の隣にいた人。 いや、よく見ると顔立ちはとても整っているし笑顔も爽やかなんだけど…… なんというか、この笑顔には下心があるような気がする。 このジムに入会した目的はもちろんダイエットのためだけれど、あわよくば彼とイチャイチャトレーニング?!なんて思っていたのだ。 でも、私みたいな女を相手にしないよねぇ……。 そんなことを考えているうちに、あっという間に1時間が経過していた。 「はい、では今日はこのくらいにしておきますか」 「ありがとうございました!」 「あの、明日も個人レッスンを受けに来てもいいですか?」 「はい、もちろんですよ」 「じゃあ、明日もよろしくお願いします!」 「こちらこそ」 あの昨日隣にいた彼はトレーナーさんですか?彼にお願いできますか?とは聞けなかった。
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文字数 2,192 最終更新日 2022.01.19 登録日 2022.01.19
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