女性差別小説一覧
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味噌村家、家訓!
一つ、父である味噌村 キャベツの言うことは絶対だ!
二つ、嫁は黙って言うことを聞け!(キャベツのみ)
三つ、キャベツは何をやっても許される!
くだらない家族の実話です。良かったらどうぞ。
文字数 9,698
最終更新日 2022.02.20
登録日 2022.02.20
「茶々子、お前に婚約破棄を告げる」
女で売り上げ・利益共にぶっちぎりの1位で優秀な私に無能男どもは僻み妬み
グルになって私を陥れ虐めてくるので、逆襲してだまぁ断罪してあげます。
クズ男どもからの不当な虐めにめげず戦う私だが、婚約者で代表取締役の昌哉から婚約破棄を告げられる。
「お前は優秀だが、僻まれ過ぎた。お前が悪いわけじゃないが、退職してくれ」
は?信じられない言葉だった。
女で優秀な私を僻むクズどもを全員解雇にするのではなく、何の非もなく優秀な私と婚約破棄し退職させ
無能で僻み深いクズ男どものご機嫌を伺い雇い続けるなんて、馬鹿なんでしょうね。
非効率非合理道理が通らない。
こんなクズどもと縁を切れるならむしろ幸せと転職したら無能男どもの尻拭いはなくなり無駄な残業休日出勤もなくなり
人間らしい生活を遅れるように。
女だからと差別される事もなく実力で評価されるため私の年収はすぐに1億を超え、見た目は元婚約者に劣るけれど
合理的な男性太亮と出会い恋をする。
元婚約者って見た目だけは良かったんだよね。
文字数 1,395
最終更新日 2020.10.17
登録日 2020.10.17
これは「女」という呪いを解く物語
今を生きるお伽話のヒロインたちを「女」という呪いから解き放つをコンセプトにした短編集。
狼に囚われた赤ずきん――――染谷林檎
取り違えられたシンデレラ――居初宮乃
髪の短いラプンツェル――――似鳥綾
――私たちは、本当に欲しい物を見つけに行こう。
※作中に未成年者の喫煙・飲酒の描写を含みますが、それらの犯罪行為を助長する意図はありません。予めご了承下さい。
以下、各短編の簡単なあらすじ。軽微なネタバレを含むので、読みたくない方はスルーでお願いします。
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1章「果物が落ちた――染谷林檎の物語」
海沿いの田舎町で事務員をしていた染谷林檎は、閉塞した環境に耐えがたい生きづらさを感じていた。
そんな折に祖母のお見舞いに訪れた病院で"狼"に連れ去られる。
狼は欲しい物を与えてくれるが、いつしかそれが自分の欲求とすれ違っていることに気が付く。
もうここにはいられないと思い飛び出した夜の街で、ペンシルハウスに閉じ込められた女の子と邂逅する。
2章「硝子は痛みを透過しない――居初宮乃の物語」
女子大学で学生支援課職員として勤務する居初宮乃は、出産を期に退職してしまう先輩の送別会に参加していた。
尊敬する先輩が、あらゆる努力をしても打ち砕けなかった「ガラスの天井」に絶望しながら、せめて彼女が幸せになることを祈る。
そんな中、帰り道で赤いフードを被った家出少女を保護する。彼女から聞かされた生きづらさは、自分が抱える姉との確執や恋人との関係といった苦しみと、分かちがたく結びついていた。
3章「三月、塔、鳥は飛び立つ――似鳥綾の物語」
休学中の女子大生である似鳥綾は、自分を家や狭い社会に閉じ込めようとする魔女に立ち向かうことを決意して、家出を決行する。
その道中で出会った女性たちは皆、女性であることの呪いを抱えた人たちだった。一つ一つ過去を清算し、自由に生きるために彼女たちは海を目指す。
文字数 48,161
最終更新日 2020.06.30
登録日 2020.06.29
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