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かつて異世界に召喚され、世界を救った勇者・桐城晟(とうじょうせい)。
現代日本に帰還し、しがないサラリーマンとして過ごしていた俺は――
なぜか再び異世界に転生していた。
しかも今度の姿は、
黄金の髪、完璧な美貌、王家すら頭を下げる神聖力を持つ
「大聖女ステラフィール」。
そして新たに与えられた役目は、
「勇者を召喚すること」。
だが召喚魔法は、神聖力を削り、
異世界の人間を一方的に攫うだけのブラックな欠陥システム。
かつて“召喚された側”だった俺が、今度は“召喚する側”になるとは…。
それでも儀式を成功させ、三人の勇者を呼び寄せた――
•茶髪の炎勇者:クズ気味で扱いづらい
•風の勇者の少女:繊細で怯え気味
•至高の勇者の少年:かつての俺自身
さらに追い討ちをかけるように、
王は俺を愛妾にしようと迫り、
王子は色目を使ってくる、
勇者たちは混乱し、
その最中、音速を超える巨大魔物が城壁を破壊して襲来する。
砲撃も魔法も通じない絶望の中、
俺は勇者たちを導きながら、
“前勇者”としての本当の力を隠して戦場に立つ。
――二度目の異世界。
――二度目の勇者。
――そして、誰にも言えない秘密。
「大聖女の正体は、前勇者の俺です」
圧倒的な魔力を持つ大聖女(中身は元勇者)が、
現代知識と攻略情報を駆使して、
裏から自分をプロデュースしながら世界を救う――。
これは、
召喚“される側”ではなく、
召喚“する側”として戦うことになった俺の、
二度目の異世界戦記である。
***
昔のメモに「ああ、ステラフィールよ」とだけ書いたのがありました。 内容も何も覚えていなかったので捨てようと思いましたが。 この名前から一日で書き上げました。 読み切りの体裁になっているのは、反応が無ければ連載しないつもりです。
もうひとつ、私が見かけないだけなのでしょうが、召喚側で書かれた作品を見たことが無くて。どうなるかを書いてみたくなったのもあります。
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本作品は「小説家になろう」「カクヨム」にも投稿中です。
文字数 8,193
最終更新日 2026.01.06
登録日 2026.01.06
クラスメイトと共に異世界へ召喚され、仲間たちが斃れていく中、三年に及ぶ激闘の末に「最強」へと至った勇者。 だが、その力を持ってしても、世界が滅びゆく運命を変えることはできなかった。 最後の一戦、共に戦った愛する仲間三人――彼らを滅びの渦中に残したまま、勇者は一人、次元の狭間へと弾き飛ばされてしまう。
次に目を覚ました場所。そこは、十五世紀のフランス――。 フランス人形のような美貌の姿になった俺が焼かれている、火刑台の上だった。
守るべき人々も、戦い抜いた仲間も、すべては灰に消えた。 絶望と敗北の悔恨を胸に、それでも「異世界に残した三人の最期をこの目で見届ける」という唯一の願いを果たすため、勇者は再び立ち上がる。
道を示すのは、アリス・キテラー。かつてアイルランドで最初に「魔女」の判決を受けた女。彼女の願いを受け、勇者は歴史の奔流に抗い、火刑に処されるはずだった「聖女」ジャンヌ・ダルクを救い出す。 旅の道連れは、魔女裁判で最初に処刑された魔女の娘、バシリア・ド・ミース。
その身に宿すのは、異世界の戦いで培った「最強の経験」と、前世の記憶にある「現代科学の知識」。 事象を物理的に再構築するその魔法は、中世の常識を次々と塗り替えていく。
十五世紀のヨーロッパに息づく歴史と、語り継がれる伝説。 なぜ、聖女は死なねばならなかったのか? なぜ、イスの都は海に沈まねばならなかったのか? そして、救えなかったあの異世界と、この歴史はどう繋がっているのか――?
これは、すべてを失った勇者が、聖女や魔女たちの「譲れない想い」を守るため、自らの知略と魔法で歴史の運命に反逆する物語。
「俺の価値観が間違っているかもしれない。だが、目の前の絶望を見逃せるほど、俺は大人じゃない」
神話が死に、理性が芽生える狭間の時代。 敗北の悔恨を胸に抱いた勇者が、十五世紀の空に新たな歴史を刻んでいく。
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※旅の仲間(魔女や聖女)たちとのコメディ色も強いです。
※史実、伝承を大事に魔女が存在したという仮定で伝説を構築しなおしています。
※現代の科学知識を用いた魔法構築などの理系要素を含みます。
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文字数 90,819
最終更新日 2026.01.05
登録日 2026.01.03
桐生昴は、ずっと片想いしていた同級生・寿美桜と念願かなって付き合い始め絶頂であった。ある朝、切なさに引き裂かれるような夢を見て目を覚ますと――いつの間にか自分が美桜になっていた。
鏡の中の顔は、俺が恋した完璧な女子のもの。声も所作も、周囲の見る目さえもすべてが別人だ。記憶は昴のまま残るのに、体は美桜。なぜそうなったのかはわからない。
理由のわからないまま、俺は「美桜のふり」をして日常をつないでいくしかなかった。制服のスカート、友達の視線、誰もが期待する笑顔。元に戻ることはできるのか、いつまでこの役を演じ続けられるのか。だが、それだけが問題ではなかった。
昴としての日常は消えていない。教室には、かつての「俺」が、確かにそこにいる――昴として生きるもう一つの存在。恋していた相手の身体に入り、同じ時間を共有しながらも、知られざる真実とすれ違いが積み重なっていく。
そんな日常をすごしていたが、昴は自分からの告白を受けてしまい。逃避のため芸能界へと進むこととなった。
これは、片想いの“相手”になってしまった男が、守りたかったはずの「きみ」と同じ身体で生きることを強いられながら、自分と他者の境界を問い直していく、切なくも不可解な学園譚。
「きみを護守りたい」と願った先で、俺が失ったもの──それは誰のものだったのか。
しかも、問題はそれだけではなかった。
文字数 131,720
最終更新日 2026.01.03
登録日 2026.01.03
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