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【6月より連載再開】
時は大正時代~昭和初期でございます。身寄りのない私が里子として引き取られたのは、伊豆の国の山奥に佇む洋館でございました。
※男色的な表現あり
***
旦那様は不幸なお方です。
大変な美男でありましたが、両の足を悪くしてからは、そのご尊顔は不機嫌が常で、一日中書斎に閉じ籠るようになりました。
そんな旦那様の僅かなサインに気がつけるのは、私ぐらいのものでしょう。
「手水ですか」
恥じるように頬を染めて頷く美男に、私はどうしようもなく心が乱されてしまうのです。
***
つぶやき短編集
『不機嫌』×『サイン』より
朗読動画あります。
https://twitter.com/nao83466377/status/1484468214545338375?t=GKBY63poqZLHoA8N9-lmxg&s=19
表紙作成は、羽多奈緒さん(@hata_nao_)です。
ありがとうございます。
文字数 49,289
最終更新日 2022.06.29
登録日 2021.12.09
大学生の頃に出会った小料理屋の店主と恋をして、気づけば10年以上の歳月が流れていた。
ハッピーエンドを迎えた先は、穏やかな日常が続いていくはずだった。
恋人以上家族未満の二人は、果たして何処に行き着くだろうか。
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この作品は自費出版にて書籍化しています。
詳しくはTwitterをご覧ください。
nao (@nao83466377)
https://twitter.com/nao83466377/status/1539909791656865792?t=45YRN_UUzEYm8yGuPOcyWA&s=19
文字数 74,975
最終更新日 2022.06.22
登録日 2022.01.25
文字数 1,568
最終更新日 2022.03.19
登録日 2022.03.19
文字数 5,634
最終更新日 2022.02.11
登録日 2022.02.11
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