桝田悠司

桝田悠司

江戸を舞台にした捕物ミステリーと、現代のヒューマンドラマを書いています。ミュージシャンNoriとしても活動しています。 YouTubeにライブ動画などを上げています。
2 件
歴史・時代 連載中 長編
天明七年、春。田沼意次が失脚し、白河の殿様の名が囁かれはじめた江戸。 上坂健次郎は、小石川養生所の薬師見習いである。十五で薬研を握って三年目。旗本家の次男とは名ばかりの部屋住みで、祖父は百姓から身を起こした男だった。 健次郎は鼻がきく。 相模の陣屋で、代官が急死した。医師は病死と断じ、銀の毒見針も変色しなかった。だが健次郎は、遺された薬包に、あるはずの甘い香りがないことに気づく。 勘定方に勤める兄・優一郎とともに、健次郎は陣屋へ向かう。それは相模から日本橋へ、そして江戸城の奥へと続く道の入口だった。 和漢の毒から、南蛮渡来の未知の毒へ。 薬師は人を殺さない。その一線を守ったまま、毒を解き明かすことはできるのか。 滝川健四郎の事件帖の五十三年後、孫の代の物語。単独でもお読みいただけます。
24h.ポイント 242pt
小説 6,042 位 / 235,889件 歴史・時代 33 位 / 3,259件
文字数 57,126 最終更新日 2026.11.08 登録日 2026.10.16
歴史・時代 完結 長編
享保十七年。武州多摩郡の陣屋手代・滝川健四郎は、根っからの百姓である。農政を仕込まれ、算勘にも人の話を聞き出すことにも長けている。ただひとつ、欠けたところがあった。女の顔と、匂いを、覚えていられない。 嵐の翌朝、多摩川に異形の水死体が上がった。 羽村で出会った娘。二年後、代官の屋敷で再会した女。そしてさらに二年後、江戸日本橋で、大店の主人ばかりを狙う姿なき女――。 沈丁花、菫、白檀。三つの香りが、ひとりの男の前を通り過ぎていく。健四郎が気づいたとき、すべては終わっている。 大岡越前が南町奉行を務めた享保の世。百姓と武家のあいだに立つ男が、三つの事件と三つの香りに出会う、捕物三部作。
24h.ポイント 42pt
小説 19,959 位 / 235,889件 歴史・時代 215 位 / 3,259件
文字数 70,615 最終更新日 2026.10.11 登録日 2026.09.13
2 件