ゆう☆

ゆう☆

ごく稀に思ったことを書いていくかと思います なろうにいたけどAndroidからiPhoneに変えたら環境が充実してない&お友達がアルファポリスということでこっちをメインにしようかと思います。
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ホラー 連載中 長編
「逃げても、追いつかれるの。──だって、それは“わたし”だから」 真面目で内向的な女子大生・美月(みづき)は、ある夜、大学の飲み会帰りに終電を逃し、ひとり都会の夜道を歩くことになる。 その街では近頃、「誰かに見られているような気がする」「気配が追ってくる」といった不穏な噂が囁かれていた。 そんなもの、ただの怪談だと思っていた美月だったが、次第に“なにか”が確かに自分を追いかけてくる気配を感じ始める。 誰もいないはずの公園で、住宅街の路地で、ビルの隙間で── それは、どこにでも現れる。どこまでも追ってくる。 そして、美月の前に現れたのは、「もうひとりの美月」だった。 笑う“わたし”。泣く“わたし”。無言で立ち尽くす“わたし”。 かつて否定し、押し殺し、見ないふりをしてきた感情や記憶が、まるで具現化したような姿で迫ってくる。 「あなたがわたしを見なかったから、わたしはここにいるの」 逃げることも、否定することも、もうできない。 静かに侵食していく“もうひとりの自分”と、どこまでが自分なのか分からなくなる現実。 夜の街で、美月は自分自身という怪異に追い詰められていく。 これは、“怪異”の話であり、“自己”の話。 過去を見つめ直すこと。傷ついた自分を受け入れること。 そして、ようやく“ほんとうのわたし”を知るための、たった一度の夜の記録。 最後に問いかけるのは、“それ”か、“わたし”か。 ──ねえ、ほんとうに──あなたは、“だれ”? 2025/05/09 23:30 2話繋がっていたところがあったので、分離しました。 内容には変更ありません。 表紙絵はAIで生成しております。 初の小説となります。 メンタルが豆腐よりもかなり崩れやすいので、もし感想をいただける場合は優しくしてください。 お友だちに「書かないの?書かないの?」を言われてなんとか義理を果たしました。 遅くなってごめんよー。(でもそのお友だちは書籍化作業が忙しいのか、最近投稿してない)
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文字数 30,321 最終更新日 2025.05.09 登録日 2025.05.04
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