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土佐の忍者の末裔であるりょうた。女ではあるが男装して育つ。近所の岡田家の長男、以蔵とは幼馴染の付き合いだった。
郷士ではあるが豊かな坂本家の次男、龍馬が江戸に剣術修行に出る際、弟の奇抜さを心配した姉の乙女より、見守りの仕事の依頼を受ける。やがて二度の江戸遊学を終え、龍馬は土佐に帰郷するも、数年後、脱藩し江戸に舞い戻ることとなる。
龍馬を影から見守り、その様子を伝えるよう乙女より依頼されたりょうた。
「どんな様子なのか、逐一報告を、頼みますよ」
かくしてりょうたは、留まることを知らない龍馬の影として、危険極まりない旅路について行くことになった。
文字数 480,814
最終更新日 2022.06.25
登録日 2022.03.10
ある日突然、途方もなく臭い男が、父に決闘を申し込んできた。
決闘で敗れた父の仇を討つべく、秋山通は但馬から播磨へ旅立つ。
臭い仇、その男こそ、宮本武蔵。
果たして通は、武蔵を討つことができるのか。
文字数 108,007
最終更新日 2022.06.25
登録日 2022.04.30
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「はじめの妻」について、書き手側の呟き。
※2022年2月21日 「藤田五郎について」の章を修正。斎藤一の没年が間違っていたため。
文字数 35,376
最終更新日 2022.02.22
登録日 2022.02.11
いとこ四人が加山彰が当主である「古書館」に集うのは夏休みの恒例だった。
わたし「氷室らん」が17歳の夏、なにかいつもと違うことが起こりそうな予感があった。
占いマニアのいとこ、羽口ゆうりは言う。
「わたしたちはそれを、目の当たりにするのよ。目を皿のようにして、ひとかけらも見逃すことなく、この夏を観察しなくちゃならないわ」
この夏、古書館で何が起きるのか。
文字数 111,318
最終更新日 2019.02.28
登録日 2019.01.19
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