タフじゃなくても、ビジネスマン

「朝は眠い、夜はだるい」虚弱ビジネスマンがそれでも結果を出せる習慣7選

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ビジネスの成功は“体力”で決まる--。成功者の多くは「体力おばけ」であり、24時間365日働いても疲れない、そんなイメージがあるかもしれません。確かに、体力があれば長時間働くことができ、毎晩飲み会に顔を出して人脈を作れます、インプットもアウトプットも、トライ&エラーも、体力があればいくらでもできるでしょう。しかし、体力という身体的な能力は、生まれながらの体質が大きいものです。また、年を取るごとに体力は目減りしていきます。「体力ありき」で考えるのではなく、「タフじゃなくても」結果を出す方法を模索することが長く働き続けるコツではないでしょうか。一流企業のゴリゴリの営業部で結果を出し、現在は起業家として活躍する秋山さんは、じつは先天的な心臓病を抱え、学生時代の怪我が原因で、視力が低下しています。「タフじゃなくても」結果を出す、ビジネスマンの働き方、考え方を教えていただきます。

「努力した結果」は人によって違う

世の中には「超人」と呼びたくなるような人がいます。体力が無尽蔵にあり、常に動き続け、前に進み続けている人たちです。たとえばイーロン・マスク。彼は会社に寝泊まりしながら仕事を進めることで知られています。またテスラの生産危機時には、工場で週120時間以上働き、床で寝袋に入って寝ていたことが知られています。決めたことは徹底的にやり切るタイプです。

同じように、筆者である私が尊敬している孫正義さんも、まさに超人的な存在です。常に考え、動き、エネルギーにあふれている。周囲を巻き込みながら、スピード感をもって物事を進めていく姿を見ると、「人間に限界なんてないんだ!」と感じます。

こういう人を見ると、どうしても自分自身と比べてしまいます。そして「自分ももっとできるはずだ」 「もっと働かなきゃいけない」 「このままじゃ、努力が足りない」と焦ってしまいます。SNSやニュースで活躍する人を見ては、自分の現在地が小さく感じられる。自分が休んでいる時、誰かは前に進んでいるのではないか……そんな焦りが頭から離れなくなることも多いのではないでしょうか。

「体力」は「肉体的体力」だけではない

私はもともと「努力すれば結果は出る」と信じてきたタイプです。人より長くやれば、必ず追いつけると考えていました。しかし、私には生まれつき心臓病があります。努力には体力が必要です。心臓病の方は、程度の差はありますが、「体力がない」のが特徴です。ここでの体力とは一般的にいわれる肉体的な体力のことです。

ただ、体力とは肉体的体力だけでありません。多くの人が体力と聞いてまず思い浮かべるのは、筋肉の強さや持久力、つまり「身体の強さ」ではないでしょうか。長時間歩ける、重いものを持てる、立ち仕事に耐えられる、走り続けられる……そういった身体的な能力を体力だと考える人が多いと思います。もちろんそれは間違いではありません。ただ、実際には体力というものはもっと多面的で、単純に「筋肉が強いかどうか」だけでは説明できないものです。私は体力を三つに分けて定義しています。「肉体的体力」「脳の体力」「回復体力」の三つです。

肉体的体力、これは多くの人が思い浮かべる体力そのものです。筋力、持久力、心肺機能、身体のスタミナなど、身体を動かす能力全般を指します。歩き続ける力、立ち続ける力、物を持ち上げる力、走る力。これらはすべて肉体的体力です。また、心臓や肺の働きも重要な要素です。筋肉を動かすには酸素が必要であり、その酸素を全身に運ぶのが心臓と血液の役割です。つまり、心肺機能も体力の重要な構成要素になります。こうした肉体的体力は、いわゆるブルーカラーの仕事で特に求められます。長時間の立ち仕事、重い荷物の運搬、体を使う作業などは、まさに身体の持久力が必要になります。肉体的体力が高いほど、身体を酷使する仕事に耐えやすくなるわけです。

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プロフィール

秋山典男
秋山典男

コルクレド株式会社代表取締役。1990年東京都生まれ。学習院大学卒業後、ソフトバンク株式会社で法人営業や新規開拓プロジェクトに従事。その後、Indeed Japan株式会社で中小企業向け営業を担当し、最短で昇進、チームリーダーを務める。2020年に起業し、心臓病のある人の就労支援メディア「はとらく」を立ち上げた。自身も先天性心疾患の当事者であり、高校時代の部活動中の大けがで視力低下も経験。現在はNPO法人ハートキッズジャパン理事、埼玉県心臓病者友の会代表としても活動し、自身の経験をもとに、無理に強くならなくても前を向いて生きられる社会づくりに取り組んでいる。

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