ズボラお金術

お金の不安がいっさいなくなる、たった2つの「ざっくり習慣」

2026.05.26 公式 ズボラお金術 第2回
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世の中には、2つのタイプの人がいます。
1つは、お金が自然に貯まるタイプです。こういう人はなんとなく支出の管理ができ、収入に見合った暮らしができ、貯蓄もちゃんとでき、投資なんかにもチャレンジしたりして、普通に暮らしているだけでお金が貯まっていきます。
もう1つは、なぜかお金が貯まらないタイプです。贅沢をしているわけじゃないのに貯蓄は増えず、たまに支出が収入を超えてしまう月があったり。使っていないサブスクを解約するのが面倒で、放置していたり……。良く言えば「おおらか」、ちょっと悪く言うと「ズボラ」と言われてしまうような人です。

この連載では、こうしたタイプの違いを「変えられない性質によるもの」として割り切り、ズボラな人でも、無理せず、ラクに、ズボラなままで、お金が貯まっていく・増えていく方法を、ファイナンシャルプランナーの岩切健一郎さんに解説していただきます。
お金のプロでありつつ、自身がADHDの特性を持ち、お金のトラブルに見舞われた経験が豊富な岩切さんだからこそ知っている、ズボラな人でも今日からお金が貯まりだすノウハウが満載です。

生活費の内訳をざっくり把握する

今回は、「お金の恐怖と戦うためのざっくり三銃士」の2つめと3つめについてです。
まず2つめは、「生活費の内訳をざっくり把握する」です。

カードの引き落とし日に「なんでこんなにお金が引き落とされてるの? もしかして不正利用?」と不安になって明細を確認すると、全部自分が使っていたお金だった、なんて経験を毎月のようにしているズボラさん。結構多いのではないでしょうか。

最低限の確認ができたら、次は自分の生活費が毎月大体どれぐらいかかっているかを把握しましょう。
ここで勘違いしてほしくないのは、「完璧な家計簿をつけて、1円単位で管理しろ」と言っているのではないということです。ズボラな私たちが目指すべきは、管理ではなく「把握」です。

自分の生活を維持するために最低限必要なお金の他に、「自由に使っているお金」がいくらあるのか。その大まかな輪郭を掴みましょう。この段階では、支出を見直すまではしなくても大丈夫です。まずは現在地を把握することが大切です。

またこれに関しては、とっておきの技があります。クレジットカードを1枚だけにすることです。そして、あらゆる支払いをその1枚に集約するのです。
そうすることで、クレジットカードの使用明細が、なんとそのまま完璧に近い家計簿になるのです。詳しくは、また別の機会に説明します。

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プロフィール

岩切健一郎
岩切健一郎

1級ファイナンシャル・プランニング技能士、CFP®。1986年生まれ。29歳で適応障害とADHDの診断を受ける。コンサルティング会社から外資系保険会社の営業職を経て、現在は保険代理店に在籍しながらフリーランスのファイナンシャルプランナーとして活動中。自身が発達障害当事者であり、過去には借金を背負い生活が苦しかった時代も。「お金の専門家」でありながら「お金に苦労した当事者」という二つの視点を生かし、SNSやインターネットを通じて全国から寄せられる相談に応じている。自身の経験に基づいた当事者に寄り添うアドバイスには強い説得力があり、お金の苦手意識が強い人や発達障害当事者はもちろん、その家族からも厚い信頼を得ている。

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