毎日仕事をして帰ったらゲームやSNS、動画配信をチェック。気がついたら深夜になっていて、お風呂を明日の朝に回して寝落ちする、そんな日々。
人は習慣に流される生き物。その習慣が自分にとって良い習慣か、そうでないかに関わらず、私たちの日常はルーティンに流されやすいものです。
もしも、あなたの習慣が、自分の人生をより良くし、豊かで満たされたものへと導いてくれるなら、是非続けていきましょう。けれども、もし今のルーティンがあなたの人生の大切な時間を奪っているなら、いったんそこから離れることをおすすめします。
時間を浪費していること、自分を疲れさせている行動からいったん離れ、スペースを作ります。そして、その空いたスペースで、自分の人生を満たすための「何か」を探しにいきましょう。
最初からその「何か」が見つかればよいのですが、「あなたの人生を満たすものはこれですよ」という答えが目の前に転がっているわけではありません。ですから、自力で見つけ出す必要があります。今回は、その「何か」を見つける方法をお伝えしましょう。
まずは、自分の心が動くもの、ふと違和感を覚えるもの、疑問を抱くものにアンテナを立てます。
例えば、学生の頃少しだけかじっていた、壊れたギターが部屋の片隅で転がっている。ふと「懐かしいなぁ。このギターってまだ弾けるのかな。修理するのにどのくらいかかるのだろう。自分で修理することはできないのかな」と心の声がよぎったら、それをスルーしないことです。
街を歩いていて、新しいお店の看板が目に飛び込んでくる。添加物なしのパンを扱っているベーカリー。「いいにおいだな」「体に良さそう」と思ったら、その心の動きをキャッチします。
ショップで黒やグレーなどモノトーンの服を選んでいることに気づいたら、「小さい頃、カラフルな色の服を着たかったのに親に止められたんだったっけ」「大人になった今も、なんとなくグレーの服を選んでるけど、いつまでも親の言いつけを守らなくてもいいんだよな」と自分のルーティンを疑ってみることです。
このように、自分がふとした瞬間どんなことに心を動かしたかをキャッチするアンテナを立ててみましょう。そして、アンテナにキャッチされた事柄を自分の暮らしに取り入れてみるのです。
例えば、「ギター・修理」と検索して、実際にどうやったら修理を出来るのか調べてみましょう。道具を取り寄せれば、自分なりに修理することができるかもしれません。あるいは、修理に出すことで再びギターを弾けるようになるかもしれません。
ベーカリーで気になったパンを買い、朝食を少しだけリッチにしてみるのもよいでしょう。気分が上がり、自分の生活や体を大切にする感覚が目覚めるかもしれません。
今までなら到底手を伸ばすことのなかったようなビビッドカラーのシャツを試着してみるのもワクワクしますね。試着してみて、鏡に映る自分の表情がパッと輝いているなら、思い切って購入してみましょう。
なにも「自分とはどういう人間なのか」「人生とは」と難しく考える必要はありません。ただ、ちょっとした心の動きをキャッチするアンテナを立てること。そして、アンテナに触れる出来事をスルーせず、生活に取り入れてみること。これを続けていくうちに、自分らしさや自分の好きなことが何なのかが見えてくるようになります。