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恋愛 完結 短編
納めの塩に、安い灰塩が混ざっていた。荷に触れられた者はほかにいたのに、罪を着せられたのは女塩親方のわたし。祖母の代から五十年、浜で塩を炊いてきた腕ひとつで放り出された私を拾ったのは、塩の取れない山国の公爵様だった。「塩は白い金ではない、命だ」と言うこの方の谷で、赤い岩塩を甘い塩に変えてみせた頃、王都から検分の報せが届く。……塩は、嘘をつきません。いつか必ず、本当のことを申します。利き塩ざまぁ&溺愛ハッピーエンド。全六話。
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文字数 12,179 最終更新日 2026.09.26 登録日 2026.09.25
恋愛 完結 短編
王室御用の祝いの席で、夫は第二夫人を発表した。「血筋の正しい母親に跡継ぎを産ませる。だがお前は今まで通り、窯で金を稼げ」……いいでしょう。なら教えて差し上げます。この窯の釉も、職人も、販路も、御用の看板さえ、伯爵家のものではないということを。わたくしが出ていく日、この家に何が残るのか。あなたはまだ、知らない。割られた形見の盃、口のきけない轆轤の天才少年、そして北の侯爵様。支えを静かに引き上げる離縁から始まる、ざまぁ&溺愛ハッピーエンド。元サヤなし。全七話。
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文字数 12,470 最終更新日 2026.09.25 登録日 2026.09.24
恋愛 完結 短編
真冬の王室温室を枯らしたという濡れ衣で、促成栽培師のクレアは温室を追われた。だが薬効の果実を枯らしたのは、彼女の育て方ではなく、庭園長が夜に炉の火を落としたすり替えの罠。飢饉と疫病の冬、公爵オスカーに請われ、クレアは荒れた温室に春を呼び戻す。真冬の橙が、病の子の頬に、飢えた民の食卓に、赤みと緑を返していく。そして冬の献上果実の御前、生きて花咲く一本の果樹が、誰の嘘も暴き出す。凍てた土にも、春は仕込める。追放された栽培師の、逆転と溺愛の物語。全六話。
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文字数 11,839 最終更新日 2026.09.24 登録日 2026.09.23
恋愛 完結 短編
王家の大遠眼鏡を歪めたという濡れ衣で、硝子磨きのエレナは王宮工房を追われた。だが暦の要の星を滲ませたのは、彼女の磨きではなく、監督官が仕込んだ安物レンズのすり替え。まことを映す硝子を求める若き天文台長に請われ、エレナは澄んだ一枚を磨き上げる。星が、船乗りの命が、目を病んだ少女の視界が、その硝子で甦っていく。そして観星の宴の御前、レンズは誰の嘘も正直に映し出す。よい硝子は、嘘をつかない。追放された硝子磨きの、逆転と溺愛の物語。全七話。
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文字数 11,993 最終更新日 2026.09.23 登録日 2026.09.22
恋愛 完結 短編
「金を作る役目は終わった、実家に帰れ」——愛人を囲っていた夫は、私が五年かけて育てた葡萄園まで、勝手に売り払おうとした。いいでしょう。この家に尽くすのは、今日でおしまいにします。あなたはまだ知らない。あの丘の葡萄酒が、誰の手で王室御用達になったのか。私が去った後で、あなたは思い知ることになる。失ったものの本当の大きさを。これは、家を支えてきた妻が静かに支えを引き上げる、離縁から始まる物語。ざまぁ&溺愛ハッピーエンド、元サヤなし。全六話。
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文字数 16,909 最終更新日 2026.09.22 登録日 2026.09.21
恋愛 完結 短編
「虫けらの世話など下賤な仕事」——手柄をすべて上司に奪われ、私は三代続いた王立養蜂園を追われた。だが、傷の膿を止める薬効の蜜を採れるのは私だけ。女王蜂の羽を切った素人の手で、王家の蜂は全滅する。私を招いたのは、蜜に兵の命を救われた若き辺境伯。新しい花野で蜜を実らせる私に、追い出した監督官は「毒入りだ」と濡れ衣を着せてくる。御前の目利きで、蜂に真実を証させましょう。女王蜂は、私の手にしか留まりません。蜂は慈しむ手を裏切らない。救った少年と絶えぬ蜜とともに送るざまぁ&溺愛ハッピーエンド。
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文字数 16,830 最終更新日 2026.09.21 登録日 2026.09.20
恋愛 完結 短編
七年、毒見役の下働きとして王族の命を守り続けたセラフィーナ。だがその手柄はすべて筆頭女官マルグリットに奪われ、ついには毒殺未遂の濡れ衣を着せられ、王宮を追放されてしまう。行き倒れかけた国境の森で彼女を拾ったのは、隣国イルミナの若き国王アーベル。「その舌は国宝だ」と、彼はセラを食医として迎え入れる。溺愛の日々の中、故国では王太子が原因不明の病に倒れ――やがて明かされる、あの追放の裏に隠された、玉座を狙う毒の陰謀。舌ひとつで真実を暴く、痛快ざまぁ溺愛譚。全十話。
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文字数 19,548 最終更新日 2026.09.20 登録日 2026.09.15
恋愛 完結 短編
「女に灯台守は務まらぬ」——縁故の技師に職を奪われ、私は四十年続いた岬の灯を追われた。だが、嵐を読めるのは私だけ。油を半分に削られた灯台は、予告どおりの大時化で船を沈める。私を拾ってくれたのは、かつて私の灯に命を救われた海洋伯。新しい岬で灯を掲げ直す私に、追い出した監督官は破壊工作の濡れ衣を着せてくる。御前査問で、海そのものに真実を証させましょう。半刻後の霧を、私は言い当てる。海は嘘をつかない。救った少年と、絶えぬ種火とともに送る痛快ざまぁ&溺愛ハッピーエンド。全六話。
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文字数 17,476 最終更新日 2026.09.20 登録日 2026.09.19
恋愛 完結 短編
収穫祭の夜、侯爵夫人アデライドの席には、夫の幼馴染が座っていた。「この家を支えるのは彼女だ」——五年間、羊毛の販路も軍馬の目利きも一人で担ってきた私を、夫は「算盤ばかりで屋敷を冷やす」と厭い、離縁を切り出す。ならば、私が持ち込んだものは、私が持って出るだけ。約定はすべて私個人の署名。私が去れば、家計の四割が消える。傾く侯爵家、崩れる幼馴染、そして私にだけ懐く名馬。離縁の先で私を見つけたのは、嘘のない選びをする隣領の伯爵だった。支えを引き上げる痛快ざまぁ。元サヤなし溺愛ハッピーエンド。全七話。
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文字数 17,478 最終更新日 2026.09.19 登録日 2026.09.18
恋愛 完結 短編
九年、施薬院で疫病を見立て、幾つもの町を救ってきた防疫官リオラ。だがその手柄はすべて筆頭医官に奪われ、ついには疫病を広めた濡れ衣を着せられ、王都を追放されてしまう。行き倒れかけた国境の焼け村で彼女を拾ったのは、半年前まで戦っていた元敵国の若き将軍ヴィント。「その病を見立てる目で、俺の兵を救ってくれ」と彼は迎え入れる。病で兵を失い続けた将軍と、病の道を読む防疫官。溺愛の日々の中、故国では握り潰された疫病が都で燃え上がり――鼻ひとつで真実を暴く、ざまぁ溺愛譚。全六話。
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文字数 17,558 最終更新日 2026.09.18 登録日 2026.09.17
恋愛 完結 短編
八年、治水寮で堤を見つめ、幾つもの村を洪水から守ってきたリィナ。だがその手柄はすべて筆頭技師に奪われ、ついには堤決壊の濡れ衣を着せられ、王都を追放されてしまう。行き倒れかけた辺境の橋のたもとで彼女を拾ったのは、若き北辺伯ライハルト。「その水を読む目を、俺の民に貸してくれ」と彼は迎え入れる。水害で肉親を失った領主と、水を読む技師。溺愛の日々の中、故国では砂で嵩を稼いだ偽りの堤が決壊寸前に――掌ひとつで真実を暴く、ざまぁ溺愛譚。全六話。
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文字数 12,450 最終更新日 2026.09.17 登録日 2026.09.16
恋愛 完結 短編
国境の地図はぜんぶ私が測って描いたのに、名前はいつも主任のもの。挙げ句、野帳紛失の濡れ衣で王立測量院を追放された私を迎えに来たのは、三年前まで敵国だった隣国の元帥でした。「君の地図にだけ、二度負けた」――誰も呼ばなかった私の名前を、この人だけが探し当ててくれた。一方、写しの地図しか持たない故国は、もう存在しない浅瀬に三千の兵を渡らせようとしていて……? 御前会議で偽の地図を暴く実演ざまぁ×武骨な元帥の実直溺愛。今さら泣きつかれても、もう遅い。全十話。
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文字数 19,764 最終更新日 2026.09.17 登録日 2026.09.14
恋愛 完結 短編
十年間、私の鑑定はすべて上司の手柄にされてきた。声を上げれば減俸、黙れば忘れられる。そんな文書院で、私はとうとう偽筆の濡れ衣を着せられ、たった一枚の解雇通知で追い出された。けれど拾い上げてくれたのは、国の裁きを統べる司法卿の侯爵。「君の目こそ国の証人だ」と、彼は私の名を、初めて記録に刻んでくれた。奪われた資料、着せられた濡れ衣、そして御前査問――十年封じられた私の目が、いま王の御前で、すべての嘘を暴く。今さら見込み違いだったと泣きつかれても、もう遅い。爽快ざまぁと溺愛の完結物語。全十話。
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文字数 20,142 最終更新日 2026.09.15 登録日 2026.09.12
恋愛 連載中 長編
名門公爵家の長女リーゼロッテは、継母と義妹に虐げられ、家督を奪われ、婚約者にも捨てられ、絶望の果てに崖から身を投げた——はずが、目覚めると氷の宰相と呼ばれる冷酷な男の屋敷にいた。「死なせない。お前は俺の駒として使う」。宰相ジークフリートに拾われたリーゼロッテは、彼の政敵を潰す道具として宮廷に返り咲く。だが、駒であるはずの自分を、宰相はなぜか過剰に守り、甘やかし始めて——? 没落令嬢×氷の宰相、身分差溺愛ファンタジー。
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文字数 26,019 最終更新日 2026.09.14 登録日 2026.09.07
恋愛 完結 短編
三年間、大公家の姫さまにつきっきりで教えたのは私。なのに報告書の署名は首席教育官のもの、俸給からは謎の「指導料」を天引き、あげく披露会の失敗を押し付けられて即日解雇――。けれど一週間後、下町の私塾に現れたのは、姫さま本人と、噂の無口な大公さまでした。「娘の先生は、君だけだ」。正当な待遇と不器用な溺愛、そして愛しい教え子との再会。御前披露会の晴れ舞台で、八歳の姫さまが放つ、誰にも書き換えられない証言とは。働くあなたに捧げる、あたたかくて痛快なざまぁ。全六話。
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文字数 12,151 最終更新日 2026.09.14 登録日 2026.09.13
恋愛 完結 短編
時化も嵐も正確に読むのに、「凶事ばかり告げる不吉な星読み」と疎まれてきた宮廷天文官セシリア。華やかな偽巫女の「祝福」が採用され、私の暴風雨警報は握り潰されて追放に。けれど三日後、警報どおりの大時化が王室艦隊を襲い――彼女を迎えに来たのは、三年前の警報一枚で三千人の部下を守った隣国の提督でした。「凶事を先に言う者だけが、凶事から人を守れる」。正しい警告が御馳走と呼ばれる国で花開く私と、外れ続ける偽りの祝福。査問の場で記録が下す審判とは。行き遅れ星読みの痛快ざまぁ。全六話。
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文字数 12,282 最終更新日 2026.09.13 登録日 2026.09.12
恋愛 連載中 長編
三回、処刑された。 断頭台で首を落とされるたび、一年前に戻る。 四周目——もう何もしない。皇太子にも、聖女にも、一切関わらない。 そう決めたのに、なぜか皇太子が私を補佐に任命して離してくれない。 「お前、俺を避けているだろう」 冷酷と恐れられる皇太子アレクシス。 でも四周目の彼は、不器用なだけでは? 三回の処刑で凍った心が、四周目で溶けていく。 今度こそ——処刑エンドを、書き換える。
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文字数 19,721 最終更新日 2026.09.12 登録日 2026.09.05
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竜の声が聞こえる竜医エルシー。婚約者の英雄騎士に警告を握り潰され、治療ミスの濡れ衣で王立竜舎を追放された日――竜たちが全頭で鳴き、信頼の証の鱗を三十七枚落としました。そこへ現れた国境の竜騎士団長は言います。「人事の査定は竜に聞く。竜は嘘をつかない」。正当な待遇とまっすぐな溺愛をくれる国境で花開く私と、竜に見放されていく元婚約者。査問の場で竜たちが下す、誰にも書き換えられない審判とは。冤罪追放から始まる、痛快もふもふざまぁ。全六話。
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文字数 12,463 最終更新日 2026.09.12 登録日 2026.09.11
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「お前は欠陥だ」——五年間、聖癒力が発動しないことを蔑まれ続けた公爵令嬢セラフィーナは、義母と義妹によって北方の辺境へ追放される。路銀は銅貨数枚、護衛もなし。山道で行き倒れた彼女を拾ったのは、「蝕死の呪い」に蝕まれ、触れる者すべてを傷つけてしまう孤独な騎士団長レオンハルトだった。 誰もが彼の瘴気に耐えられない中、セラフィーナだけは平然と彼に触れることができた。そして彼女の聖紋が初めて金色に輝いたとき、灰色の聖紋に隠されていた真の力——三百年に一人の最高位聖癒力「極聖癒力(グラース・アブソリュー)」が目覚める。 それは通常の傷には反応せず、呪いにだけ発動する、唯一無二の力だった。 不器用な騎士と、欠陥と呼ばれた聖女。互いの傷を癒しながら、二人は少しずつ惹かれ合っていく。
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文字数 22,939 最終更新日 2026.09.11 登録日 2026.09.04
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十年間、王都の城も橋も設計したのは私。なのに図面の署名はいつも主任の名、手柄はすべて横取り。婚約者にも「清書係の妻は釣り合わない」と捨てられ、解任された落成式の日――橋のたもとに現れたのは、隣国の若き天才軍師でした。「その控え壁、六年前に三百人を救った。俺は十年、あんたの線を追ってきた」。正当な評価と不器用な溺愛をくれる国で花開く私。一方、私を放り出した王都では、上司が私の橋を「改良」して崩落させ……。査問の現場で、乾いた靴と濡れた靴が暴く真実とは。名もなき設計士の痛快な引き抜かれざまぁ。全六話。
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小説 11,441 位 / 233,939件 恋愛 5,153 位 / 67,544件
文字数 12,417 最終更新日 2026.09.11 登録日 2026.09.10
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