毒見役と蔑まれ濡れ衣で追放された私ですが、隣国の若き陛下が「その舌は国宝だ」と国境で迎えに来ました
七年、毒見役の下働きとして王族の命を守り続けたセラフィーナ。だがその手柄はすべて筆頭女官マルグリットに奪われ、ついには毒殺未遂の濡れ衣を着せられ、王宮を追放されてしまう。行き倒れかけた国境の森で彼女を拾ったのは、隣国イルミナの若き国王アーベル。「その舌は国宝だ」と、彼はセラを食医として迎え入れる。溺愛の日々の中、故国では王太子が原因不明の病に倒れ――やがて明かされる、あの追放の裏に隠された、玉座を狙う毒の陰謀。舌ひとつで真実を暴く、痛快ざまぁ溺愛譚。全十話。
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