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社会人になってからゴルフを始め、「100切り」を目指す父・マサ。その傍らで、2歳の息子・カズも小さなクラブを握り始める。
最初は、ただ父の真似をしていただけだった。
クラブが折れ、アプローチに悩み、たくさんの拍手に包まれて初めて成功する。
そんな小さな「その気」の積み重ねは、いつしか大きな夢へと変わり、全国大会優勝、そして世界大会へと親子を連れていく。
夢は、どの瞬間に生まれ、どうやって育っていくのか。
子どもの成長を見つめながら、父もまた、ともに悩み、ともに学び、ともに成長していく。
現在進行形でジュニアゴルファーを育てる作者が、実話をもとに綴る親子の成長連作物語。
この物語は現実(リアル)と繋がり、今もまだ続いている――。
いつか物語の世界からプロゴルファーが生まれたら?
そんなことを夢見ながら。
文字数 48,584
最終更新日 2026.10.14
登録日 2026.10.07
いつの時代か、どこの世界か、それともだれかの夢の中なのか――。
どこにあるのか、だれも知らない「ふしぎ喫茶メーヤ」。
「の」の字みたいな目をしたサムライ、「く」の字みたいにこしの曲がったおじいさん、「火」の字みたいにかみの毛をさか立てたふしぎな人、そして「へ」の字みたいな口をしたうちゅう人。
ちょっと変わったお客さんがやってくると、マスターは、その人にぴったりの飲みものやおかしを出してくれます。
さて、今日はどんなお客さんがやってくるのでしょう?
そして、あなたがメーヤを訪れたら、マスターはなにを出してくれるでしょうか。
文字数 5,179
最終更新日 2026.10.08
登録日 2026.10.08
【人生から生まれる創作絵本プロジェクト】
人の数だけ、人生の物語がある。
『木になる絵本屋さん』は、誰かの人生をヒントに創作絵本を生み出してきた、実在する小さな創作プロジェクトです。
この連載小説では、ひとりの少女・ナオが、不思議な「木になる絵本屋さん」を訪れ、誰かの人生から生まれた絵本と出逢っていきます。
進路に悩み、「好きだった絵」を手放そうとしていたナオは、その絵本たちに触れ、店主のマーサと会話を重ねることで、少しずつ自分自身の心と向き合い始めます。
作中に登場する絵本の一部は、現実世界でも実際に制作されています。
これは、「物語」と「現実」のあいだを行き来する、小さな創作の物語です。
文字数 47,969
最終更新日 2026.10.08
登録日 2026.10.05
ジーンは、トムじいさんの人形劇で大人気のお人形。
でも、ひとつだけなやみがありました。
「ぼくも、じぶんでなにかしてみたい!」
ある日、ジーンは「ゆうきのつるぎ」で、自分をあやつっていた糸をプツン!
すると――なんと、本物の人間になっちゃった!
森で出会った元カカシのマーギー。
きれいな歌声をもつ元ツルのスーザン。
ちょっとふしぎなモーリンおばさん。
そして、なぜかいつもいっしょにいるネコのオットー。
新しい仲間たちと出会い、自分の足で歩き、自分で働き、自分でやりたいことを見つけていくジーン。
ところがある日、もう会うことはないと思っていたトムじいさんがあらわれます。
自由になるために切ったはずの「糸」。
その糸の先には、いったいなにがつながっていたのでしょう?
これは、誰かに紡いでもらった糸を大切にしながら、自分の物語を紡ぎはじめる、小さな人形のお話です。
そして実は、この物語は、実在する「糸へん業界」の会社と、その社長との出会いから生まれました。
物語の中には、その出会いから紡いだ、いくつもの「糸」がそっと隠されています。
ぜひ、物語の中に隠された「糸」を探してみてください。
文字数 7,671
最終更新日 2026.10.07
登録日 2026.10.07
子どもの頃、歌うことが大好きだったナナ。
けれど、いつしかその夢を心の奥に凍らせ、普通の会社員として日々を過ごしていた。
そんなある日、3歳の甥が描いた「点つなぎ」をきっかけに、止まっていた記憶が少しずつ動き始める。
過去の自分と、今の自分。そして、まだ見えない未来。
点と点をつないだ先に描かれるものは――。
これは、忘れていた「好き」をもう一度見つける物語。
ひとつを選ぶために、何かを諦めなくてもいい。価値観の変わりつつある風の時代に合わせて現実の世界に現れた二刀流のヒーロー。
そんなことを考えながら何となく書き下ろしたショートストーリーです。
文字数 4,149
最終更新日 2026.10.05
登録日 2026.10.05
先祖代々続く旅館の一人息子として育った主人公は、故郷を離れ、都会で会社員として暮らしていた。
旅立ちの日、父から渡されたのは、かつて祖父から父へと受け継がれた一本の腕時計。
「自分で振らなければ、時間は動かない」
その言葉の意味を深く考えることもなく、時は流れていく。
やがて訪れた、家族と旅館の転機。
久しぶりに故郷へ帰った彼の中で、忘れていた想い出が少しずつ蘇っていく。
親から子へ受け継がれるのは、物だけではない。
過去の想い出が、未来を歩くための道しるべになる――。
一本の腕時計と家族の記憶をめぐる、継承のショートストーリー。
文字数 1,518
最終更新日 2026.10.05
登録日 2026.10.05
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