雫のような謎を穿ちましょう 〜琳と一樺、二人の解決譚〜

ある世界に存在している小さな国、“アキツクニ”。その主要都市・浮城で払い屋(何でも屋)をする、少女二人がいた。
皆はこう言う。
「片方は至って普通の女の子だが、もう一人は不思議な力を持っている」

多くの川、池、水路に囲まれているアキツクニでは、妖「よう」と呼ばれる力の持ち主がたくさん存在しているのだ。

一般人で頭のキレる琳と、妖の一族の一樺。二人と交わる事件やいかに?

※不定期連載になります。長ーい目で見ていただけると幸いです。





《登場人物》

綾城 琳 (あやしろ りん) アキツクニで払い屋をやっている少女。妖の力は持っていないとみんなは思っている。
                常人よりもキレる頭脳を持っており、だいたい頭脳担当。自信家。

水琴 一樺 (みこと いちか) アキツクニで払い屋をやっている少女。妖の一族。
                操妖「そうよう」という部類の一族で、一人、妖を操ることができる。

理弦(りげん) 妖の一族に従う。結構強いらしい。
                一樺に使役していて、自分の意思で姿をなくしたり、出てきたりすることは可能。
                外見は変わらず、12歳ほどの少年の姿をしている。
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