失われた右腕と希望の先に
笠間木 柊也(カサマキ シュウヤ)と古城 美香(コジョウ ミカ)の二人が召喚された世界では、中原各国が手を取り合い、神話で語り継がれる死と氷の象徴から世界を守るべく永遠の戦いを繰り広げていた。
女神から「素質」と呼ばれる強大な力を授かった美香と異なり、柊也は何の「素質」も授からなかったとされ、しかも召喚の影響で右腕を失ってしまう。だが彼は、右腕と引き替えに不可解な能力を手に入れていた。
身の危険が迫ったと感じた柊也は闇に紛れて姿を隠し、美香と袂を分かつ。残された美香は多くの人々に支えられて頭角を現し、やがて中原各国は美香を旗印に、世界を救うべく大規模な軍事行動を開始した。しかし各国の足並みは揃わず、軍事行動は失敗。中原は戦乱の時代へと突入する。
一介のハンターとなった柊也は世界の理に触れ、探求の旅へと出る。一方の美香は戦乱と複雑に絡み合う人々の思惑に巻き込まれ、二人は別々の道へと進んでいく。
――― この世界が何なのか。
――― 神話で語られる三姉妹の正体とは。
――― そして、二人がこの世界に召喚された、残酷極まりない本当の理由とは。
二人を巡る数多くの愛憎劇と共に、その全容が次第に明らかになる。
***
7割シリアス、3割エロコメディ、GLあり。ハイ・ファンタジーを謳っていますが、ヒューマンドラマ、戦記要素の方が濃いです。
男主人公と女主人公の二重進行、男のストーリーは第2章、女のストーリーは第3章より本格化します。
本作品は、「小説家になろう」「カクヨム」「アルファポリス」で掲載しています。
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