断罪されましたが、華麗に大逆転させていただきました
エレノアの世界には、物心ついた時から「自分」という色が存在しなかった。
公爵家の長女として生まれた彼女に与えられた役割は、ただ一つ。
愛らしい妹を輝かせるための「踏み台」であることだ。
「お姉様、そのドレス、私にくださらない? お姉様にはもっと……そう、その辺の使用人が着ているような、地味な灰色がお似合いだわ」
「エレノア。貴様との婚約を、今この瞬間をもって破棄する!」
妹と婚約者である王太子に全てを奪われ、奈落の底へ落ちかけたエレノアを救ったのは、第二王子レオナルドだった。
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