元英雄のおっさん、魔王(予定)幼女を育てていたら配下が勝手に集まり最強拠点になった

 社畜だった俺が転生したのは、やりこんでいたゲームの世界だった。

 知識チートで国を救い、“英雄”とまで呼ばれた俺だったが、そんな名声にも疲れて、今では山奥でのんびり田舎暮らし中。

 畑を耕し、飯を作り、誰にも邪魔されないスローライフ――のはずだった。

 そんなある日、森で魔物に襲われていた幼女を助ける。
 だがその子は、かつてゲームで見た「世界を滅ぼす未来の魔王」だった――!

 普通なら関わらない。そう思ったのに、なぜか懐かれてついてくる。

「……パパ!」
「いや、パパじゃないからな!?」

 泣けば魔物が集まり、放っておけば世界は破滅ルート。
 なら俺が育てるしかないだろ。

 剣も魔法も得意だが、子育ては完全に初心者。
 ご飯を作っては失敗し、畑を荒らされ、毎日が大騒ぎ。

 それでも少しずつ距離は縮まっていく――はずだったのに。

 なぜか魔王の手下や幹部まで集まり始め、気づけば、我が家が魔王城になっていた。

 元英雄による最強なのに振り回されるドタバタ育児スローライフ、開幕!

※過去作を修正加筆しています
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