婚約者を寝取られた姉が真の聖女だった!? ~祖国の人たちが戻ってきてと言ってももう遅い!~
ジュンメウキ王国の公爵令嬢シシラ・アリゲイタは毎日が忙しかった。来る日も来る日も聖女の妹アビス・アリゲイタの尻拭いを強いられてきたのだ。勉強も魔術も課題の提出は全て代わりに片付けて、聖女の仕事をサボったときのフォローもこなすなど、面倒事は全てシシラに回ってくる。公爵家の両親に訴えても、「お前は公爵家のために妹を支える立場だ」と聞き入れて貰えない。シシラの心は疲弊していくばかり。
だからこそ、浮気性な婚約者の王子が学園で「聖女こそ婚約者にふさわしい!」として婚約破棄を宣言したとき、シシラは喜んで受け入れた。無論、冤罪を着せて国外追放されることすらも。
両親にも婚約破棄のことを報告したあとすぐに屋敷を追い出されたシシラは、婚約破棄に異議を口にした魔術師の手引で隣国のバッファロード王国に渡ることになる。その魔術師の正体がバッファロード王国でどれほどの存在か知らずに。
一方、シシラが去ったジュンメウキ王国は荒れた。姉に面倒事を押し付けたアビスがそのツケが回るかの如く聖女の仕事をうまくできなくなっていたのだ。更に、実はシシラこそが真の聖女だった可能性までも発覚し、寝取ったアビスも婚約破棄した王子も後悔することとなる。
だからこそ、浮気性な婚約者の王子が学園で「聖女こそ婚約者にふさわしい!」として婚約破棄を宣言したとき、シシラは喜んで受け入れた。無論、冤罪を着せて国外追放されることすらも。
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