ノスフェラトゥ
「クリュライムネストラ、私に心から愛する人が出来た」
ハーネット王国の現国王の王妹であるクリュライムネストラは、強大で巨大な霊力を有するが故に幼い頃から教会で修行を積んで来た。
そのおかげで、浄化に四肢の欠損だけではなく、どんな病をも完全治癒する事が出来るようになったクリュライムネストラは王国の聖女にして神子姫と称され、世界初の女教皇になるのではないか?とも言われている。
何時ものように国の為に祈りを捧げていたある日、甥にして婚約者である第四王子のパリスから婚約破棄と、愛する人に苦労をさせたくないから愛妾となって自分達を支えて欲しいと言われてしまう。
そんなパリスの隣には他国の王妃であるヘレーネがいた──・・・。
「愛妾の子である貴方が王子という立場でいられるのは、私が婚約者であったからなのですけどね」
生国を出奔したクリュライムネストラは治癒師として各地を放浪しつつ生計を立てていたのだが、そんな彼女をサクリフィス大陸・・・別名暗黒大陸とも呼ばれている場所を治めているというイケオジな吸血鬼の真祖にして魔王と呼ばれている存在が見初める。
最初の方だけ、そっち系のシーンがあるのでR-18にしています。
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