異世界に仏がいてもいいじゃないか ~見習い坊主と社畜リーマンは唯一神を攻略できるのか~

四国八十八か所の総本山・善通院。

その地下道を“逆回り”した高校生・ウミは、異世界へ落ちた。

翌朝、迎えに来た葬祭プランナーの先輩・ソラは、「強く生きろ」と言いかけて——気づけば自分も異世界に引きずり込まれていた(割と自発的に)。

行き方はわかった。
帰り方は知らない。

武器も魔法もない。あるのは、葬儀の段取り力と、なんとなく覚えたお経だけ。

死者が成仏できない世界で、見習い坊主とリーマンの凸凹コンビが始めたのは、“お弔い”の旅だった。

寺社仏閣を破壊し、唯一神アデヤを崇める世界。
封印された神仏や妖怪たちを解き放ちながら、二人は四国によく似た異世界を巡っていく。

ゆるくて、ちょっと怖くて、やたら生活感のある異世界巡礼譚。
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