かなりポンコツな人

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恋愛 完結 短編
【理不尽な追放から始まる、大逆転の溺愛ファンタジー!】 「お前のような地味で無能な女、我が侯爵家には不要だ」 「愛しいシェリルの代わりに、死神公爵の生贄となってこい」 アデルハイト伯爵家の長女フィオナは、妹に婚約者を奪われ、着の身着のままで極寒のヴァルハイト公爵領へと追放されてしまう。 だが彼らは知らなかった。 アデルハイト領の豊かな実りも、元婚約者が誇る農地改革の論文も、すべてフィオナの規格外な『緑聖魔法』によるものだったということを。 すべてを諦めて「氷血の魔王」と恐れられるアレクシス公爵の城へ辿り着いたフィオナ。 しかし、そこで待っていたのは恐ろしい処刑ではなく――不器用で情熱的な溺愛だった!? 「君こそが我が至宝だ。生涯をかけて君を愛し抜こう」 フィオナが触れただけで公爵の死の呪いを完全浄化し、極寒の北国に奇跡の花々を咲かせると、冷徹だった公爵様はフィオナを過保護なまでに甘やかし始め……? 一方、真の功績者を手放した元婚約者と実家は、領地の作物が枯れ果てて破滅寸前。 「戻ってこい」と泣きついてくるけれど――もう、すべて手遅れです! ※理不尽にいじめられていた有能聖女が、最強の旦那様に愛されて幸せになるお話です。 ※悪役たちへのざまぁ・断罪あり。 ※全4話・完全ハッピーエンド完結保証! ```
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文字数 15,929 最終更新日 2026.08.29 登録日 2026.08.29
ファンタジー 完結 ショートショート
「リゼ、お前はもう必要ない」 聖女率いる魔王討伐隊から、薬草師のリゼは突然追放された。 魔法も使えない。剣も振れない。 できることといえば、野営地で薬草を集め、傷薬や魔力薬を作ることだけ。 「薬草を拾っているだけの役立たず」 「聖女の奇跡があれば、薬師なんて必要ない」 そう言われても、リゼは黙って荷物をまとめた。 だが、彼女が去った翌日。 聖女の持つ聖薬が、まったく効かなくなった。 回復薬はただの水。 解毒薬は毒を消せず、魔力薬も一滴の魔力すら戻さない。 「どうして……聖女の奇跡が効かないの!?」 実は、聖女がこれまで使っていた聖薬は、すべてリゼが調合していたものだった。 リゼの固有能力《薬効継承》。 どんな薬草からでも、その本来の薬効を極限まで引き出すことができる、極めて希少な力。 そしてリゼがいなくなったことで、魔王討伐隊は初めて気づく。 彼らを支えていた「聖女の奇跡」の正体に。 一方その頃、追放されたリゼは小さな村で薬屋を始めていた。 そこへ、瀕死の冒険者が運び込まれる。 「頼む……この傷を治してくれ!」 リゼが一滴の薬を垂らすと―― 奇跡が起きた。 「……これが、本当の聖薬?」 役立たずと呼ばれた薬草師の、本当の価値が明らかになる。 そして聖女たちは、彼女を追放したことを後悔することになる。 「リゼ! 頼む、戻ってきてくれ!」 「ごめんなさい。もう、あなたたちの薬は作りません」 追放された少女の小さな薬屋から、世界を変える物語が始まる。
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文字数 3,733 最終更新日 2026.08.11 登録日 2026.08.11
恋愛 完結 ショートショート
「勘違いするな。私は君を愛することはない」 婚約発表の夜、公爵アレクシスからそう告げられた伯爵令嬢エレナ。 幼い頃から彼を慕い続けていたエレナは、その言葉を受け入れようと必死に笑う。 婚約者なのに隣に座らせてもらえない。 贈り物をしても素っ気ない返事。 夜会では別の令嬢と親しげに話す。 やがてリリアという令嬢から、 「アレクシス様は、私といるときはよく笑われるの」 そう告げられたエレナは、ついに決意する。 「もう、私から身を引きましょう」 王宮で婚約解消を申し出たエレナ。 アレクシスは「……そうか」と冷たく答えた。 ところが、彼女がいなくなった翌日から、公爵の日常は少しずつ壊れ始める。 毎朝届いていた花。 好きな菓子。 体調を気遣う手紙。 それらすべてが、エレナによって用意されていたものだった。 「……私は、何をしていた?」 そしてアレクシスは知る。 エレナは、自分を一度も嫌ってなどいなかった。 さらに公爵家に伝わる呪いの秘密が明らかになる。 彼がエレナを遠ざけていた本当の理由。 それは―― **誰よりも彼女を愛していたからだった。** だが、愛する者を守るためについた嘘は、最愛の女性を深く傷つけていた。 「君を愛している」 「……今さらです」 一度失った愛を取り戻すため、公爵は初めて彼女を追いかける。 そしてエレナが最後に選ぶ答えとは――。 **「愛していない」のではなく、「愛しているからこそ、愛していないふりをしていた」。** 冷酷公爵の後悔と溺愛、そして一度壊れた二人の恋が、もう一度動き始める。
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文字数 5,495 最終更新日 2026.08.09 登録日 2026.08.09
ファンタジー 完結 ショートショート
勇者パーティーで「役立たず」と呼ばれていた荷物持ちのレオン。 剣は使えない。魔法も使えない。 戦闘では何の役にも立たない。 「お前は荷物を運んでいるだけだ」 魔王城を目前にして、勇者アルベルトはレオンをパーティーから追放した。 「分かりました。今までありがとうございました」 レオンは何も言い返さず、一人で山を下りていく。 ところが翌朝。 勇者たちは魔法が使えなくなり、結界は消え、食料は腐り、魔物が次々と襲いかかってきた。 さらに王都から届いた通信は、彼らを絶望させる。 『魔王城周辺に強力な境界結界が発生しています。勇者一行がそこまで進めたこと自体がありえません』 なぜ、彼らはそこまで来ることができたのか。 一方、一人になったレオンの前に、王都最高位の聖女が現れる。 そして彼女は、レオンの背中に浮かぶ古代王国の紋章を見て息を呑んだ。 「あなた……自分が何者なのか、本当に知らないの?」 役立たずの荷物持ち。 その正体は、勇者たちが魔王城まで辿り着くために不可欠だった、世界の境界を守る者だった。 そして、彼がパーティーを離れたことで、世界の境界そのものが崩れ始める――。 これは、誰からも必要とされなかった男が、本当の居場所を見つける物語。
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文字数 4,044 最終更新日 2026.08.09 登録日 2026.08.09
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