僕は最弱だけど千里眼は便利です

必ず神々から与えられるスキルを唯一与えられなかった少年・セリム。
のんびり屋で平和主義なセリムは特に気にせず毎日を送る。
しかし両親が死んだため、妹を食べさせる必要がある。
だがスキルが無いため職にありつけない。
途方に暮れたところで、両親が残した日記を思い出す。
そこに、セリムは千里眼という魔眼を持っていると記されていた。

それは世界の理すらも見通す悪魔の目だった。

「捜し物見つけたよ」
「早いわね」

「ダンジョンの地図書いてきたよ」
「早いな」

「モンスターの弱点教えてあげる」
「なんで知ってんの」

「ここに水脈があるよ」
「なんで分かるんだ!」

気の優しいセリムが千里眼で人助けする。
そんなお話。
24h.ポイント 0pt
0
小説 184,100 位 / 184,100件 ファンタジー 42,264 位 / 42,264件