【完結】継母の甘言〜可愛くないと育てられた私が公爵夫人になるまで〜

ミュゼル伯爵は愛していた前妻を早くに亡くし、3歳の娘シェリルと共にのこされた。1年後に年若いリナリア・ドーヘン男爵令嬢と再婚した。男児をもうけるためだ。
シェリルは継母から「あなたは本当に可愛くないわね」と毎日言われ、伯爵には実母そっくりの娘を見たくない、と避けられた。

継母は「可愛くないのですから」と伯爵に取り合ってシェリルを17歳までに立派な淑女にした。自分は可愛くないのだから、と嫌と言う程心に刻み込まれたシェリルは、初めてのパーティーの日に継母に言われる。
「今日だけ魔法をかけてあげる。その代わり、必ず嫁ぎ先を見つけてきなさい」
そう言って継母に支度され、パーティーに出たシェリルに待っていたのは、いきなりのプロポーズだった。

※ざまぁはありません。(誤解を招く書き方だったので変更しました)
※小説家になろう様でも別名義にて連載しています。
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