ETERNAL WAVE
──その海は、かつて失われた記憶を呼び覚ます。
九州南方の太平洋に、突如として浮上した巨大な大陸。
それは伝説とされてきた「ムー大陸」──現代文明に絶望した古代の意志が、沈黙を破った。
ムーの大地に足を踏み入れることができるのは、ある“共鳴”を果たした日本人だけ。
世界のいかなる国も、船も、飛行機も、人工衛星すらもその姿を捉えることができない。
そこは、かつての記憶と選ばれた心を持つ者のための場所だった。
高校生・葵結芽は、ある日から蒼い光の海と謎の声が現れる夢を見るようになる。
夢の中で彼女は、見知らぬはずの土地を懐かしく感じ、同じ夢を見る者たちと次第に心を通わせていく。
封じられていた記憶、精神同士の共鳴、そして人と人とが心で繋がる未来。
共鳴とは、心をひらくこと。
選ばれた者たちは、文明の過去と未来に向き合いながら、世界に新たな“和”をもたらすことができるのか──
これは、共鳴と記憶が紡ぐ、もうひとつの日本の神話。
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