「君なら理解してくれるよね」と言われ続けたので婚約を終わりにしました~私を一番に選んでくれたのは辺境伯様でした~
侯爵令嬢シャロンは、幼い頃から病弱な妹であるシャナのために、何もかも譲って生きてきた。
両親はいつも「お姉ちゃんだから」と言い、婚約者レオンハルトまでも「君なら理解してくれるよね」と、妹を優先し続ける。
誕生日も、約束も、結婚準備も、そして初めて二人で出席するはずだった夜会さえ――。
「――私を選んでほしかった」
そのたった一つの願いは、最後まで叶わなかった。
婚約を解消し、すべてを手放したシャロンが出会ったのは、武骨で社交下手な辺境伯アーノルド・ルーベンとの出会い。
そして、妹から衝撃の事実を教えてもらい。
これは、最後に自分の道を選んだ侯爵令嬢のお話。
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