僕が死んでも誰も悲しまない

『僕が死んでも誰も悲しまない』

という遺書を残し自殺を苦に12歳の少年が首を吊って自殺した。遺書とともにイジメの内容を赤裸々に綴った日記とともに姉の伊藤 彩は学校を訴えるが…。
その2週間後、姉である伊藤 彩は車ごと崖に転落し、自殺を図り帰らぬ人となり、この事件は問い沙汰される事もなく幕が下りる事になる。彩の元彼であった警察官の藤堂に深い傷を残して…。

それから15年後ーーーイジメの首謀者の一人である三宅悠馬がビル下で遺体で発見される。自殺と判断されたが三宅のポケットには自殺した少年の三宅が起こしたイジメの内容を記した日記の紙切れが入っていた。この事件を機に、イジメの首謀者達に日記が届き、不可解な事件が起き始め…。
事件を担当する事になった藤堂は躍起になって事件を追うが、果たして犯人の目的はなんかのか?
伊藤 彩の意思を誰が継いでいるのか?
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