世界の全てを手に入れるより……俺はモブりたい。~頭蓋骨から始まる異世界アンデッド生活~
目立つことが大嫌いな十四歳の少年、神崎神(かんざき・しん)。
望んでいたのは、誰にも注目されない平凡な人生。
ところが――死んだ俺が異世界で目を覚ますと、身体はまさかの頭蓋骨だった。
「……俺、これからどうやって生きていけばいいんだ?」
だが、俺には一つだけ特別な力があった。
――死者を蘇らせる力。
最初に蘇ったのは、一人の少女。
そこから狼、アンデッドの仲間……と、少しずつ仲間が増えていく。
目立ちたくない俺のために、誰もいない洞窟で静かに暮らす。
そのはずだった。
魔法を研究し、仲間の身体を作り、生活の基盤を整える。
やがて俺たちは洞窟を出て、外の世界へ。
廃村、地下遺跡、封印された存在。
そして、新たな仲間との出会い。
世界の全てなんていらない。
俺が欲しいのは、仲間たちと安心して暮らせる場所だけ。
――これは、モブになりたかった少年が、知らないうちに仲間たちの「礎」を築いていく物語。
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