魔王を倒した半人半魔の男が、エルフ族の国で隠居生活を送っていたら、聖女に選ばれた魔王の娘を教え子に迎えて守り人になる。
嘗てこの世界には魔王がいた。
魔王、魔族の王、魔法を極めし者、人族の敵。力で全てを支配してきた存在。
人族は魔王とそれが率いる魔族と長い長い、それは長い戦いを繰り広げてきた。魔族の魔法は人族が使う魔法よりも遙かに強力で、戦いの果てに人族は魔王軍によって滅びの危機に瀕してしまった。
その危機を救ったのは七人の勇者と呼ばれる存在だ。
勇者は世界を創造した七柱の神様によって遣わされた若者達だった。彼らは『地・水・火・風・光・氷・雷』の力をそれぞれ身に宿し、その力で魔王軍の勢いを削ぎ落とした。そして瓦解していた人族の軍を瞬く間に纏め上げ、新たに勇者軍を結成して魔王軍と戦った。
結果、七人の勇者によって魔王は討たれ、王を失った魔族は人族と停戦協定を結んだ。
人族を救った勇者達は伝説となり、後世に長く語り継がれることになる。
七人の勇者と一緒に魔王と戦ったルドガー・ライオットは、とある理由から人族の国から離れてエルフ族の国で生活していた。そこでエルフの子供達が通う学校で教師として働いている。
ある日、友人であるエルフの王子フレイから城に呼び出され、魔族からとんでもない話を持ち掛けられたと聞かされる。
種の滅びに直面した時に現れるという救済の力を持った者、『聖女』が魔族に現れたと言うのだ。
しかもその聖女は、勇者とルドガーが倒した魔王の娘であった――。
旧題:魔王を倒した男、聖女に選ばれた魔王の娘を守る
魔王、魔族の王、魔法を極めし者、人族の敵。力で全てを支配してきた存在。
人族は魔王とそれが率いる魔族と長い長い、それは長い戦いを繰り広げてきた。魔族の魔法は人族が使う魔法よりも遙かに強力で、戦いの果てに人族は魔王軍によって滅びの危機に瀕してしまった。
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ある日、友人であるエルフの王子フレイから城に呼び出され、魔族からとんでもない話を持ち掛けられたと聞かされる。
種の滅びに直面した時に現れるという救済の力を持った者、『聖女』が魔族に現れたと言うのだ。
しかもその聖女は、勇者とルドガーが倒した魔王の娘であった――。
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