竹林にて清談に耽る~竹姫さまの異世界生存戦略~
大学院へと進学し、待望の竹の研究に携われることになり、ひゃっほう!
忙しくも充実した毎日を過ごしていたが、そんな日々は唐突に終わってしまう。
で、気がついたら見知らぬ竹林の中にいた。
酔っ払って寝てしまったのかとおもいきや、さにあらず。
異世界にて、タケノコになっちゃった!
「くっ、どうせならカグヤ姫とかになって、ウハウハ逆ハーレムルートがよかった」
いかに竹林好きとて、さすがにこれはちょっと……がっくし。
でも、いつまでもうつむいていたってしょうがない。
というわけで、持ち前のポジティブさでサクっと頭を切り替えたヒロインは、カーボンファイバーのメンタルと豊富な竹知識を武器に、厳しい自然界を成り上がる。
竹の、竹による、竹のための異世界生存戦略。
めざせ! 快適生活と世界征服?
竹林王に、私はなる!
本丸はやはり中央
ここまで統率が取れた行動と、最適化されていく性能をもつ兵器生物が、本能の様なあやふやな物だけで制御されているはずも無い。
竹姫さま達が、中央に到達した途端に数ではなく、一気に殲滅する戦術に切り替えたのが証左だろう。
蛙とくれば次は蛇と蛞蝓
三竦みになるのか、カエルが増殖するのか。
中性子ビーム砲の対策が出来るとすれば磁場、電流による反射バリアだけど、ジェネレーターが無いしねぇ……
しかも生まれてきた奴を何とかしても、大元の貯水池(?)の始末もつけなきゃいけない。
何とか奴等の体組成を分解/滅殺出来る方法を見つけないと……
いつぞやのナメクジモドキにも近い感じがある。
何が有効だろうか。
密閉空間故に火は使い難いが、電撃なら何とか。
酸の類も。
いずれにせよ、真っ当な生物では無い。
案外、フルフラール達の方が対処に向いているかも知れないですね。
気持ちは分かるが、正直無謀の範疇。
安全マージン軽視はよろしく無い。
まあ、流石にあのダイオウイカクラスがぽんぽん居たりはしないだろうが、あれの餌が不明な以上、準ずる様なナニカが棲息している可能性はあるし、それが極端に弱い保証も無い。
イカ類なので心臓は三つある筈。
タフだよ。
だが、肉体強度そのものは刃物に耐えられる程ではない。打撃や刺突には強いが、切断には弱いと思われる。眼と眼の間を一突きしてやれれば、概ね無力化出来ると思われるので、油断せずに頑張れ〜
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