竹林にて清談に耽る~竹姫さまの異世界生存戦略~
大学院へと進学し、待望の竹の研究に携われることになり、ひゃっほう!
忙しくも充実した毎日を過ごしていたが、そんな日々は唐突に終わってしまう。
で、気がついたら見知らぬ竹林の中にいた。
酔っ払って寝てしまったのかとおもいきや、さにあらず。
異世界にて、タケノコになっちゃった!
「くっ、どうせならカグヤ姫とかになって、ウハウハ逆ハーレムルートがよかった」
いかに竹林好きとて、さすがにこれはちょっと……がっくし。
でも、いつまでもうつむいていたってしょうがない。
というわけで、持ち前のポジティブさでサクっと頭を切り替えたヒロインは、カーボンファイバーのメンタルと豊富な竹知識を武器に、厳しい自然界を成り上がる。
竹の、竹による、竹のための異世界生存戦略。
めざせ! 快適生活と世界征服?
竹林王に、私はなる!
まあ、フィジカルビューティーなんてのは極端な話『繁殖』の為という一面が強い。
自己増殖出来る竹には不要だねぇ
どうしても気になるなら、染料を使って化粧する手はある。
植物性顔料は残念ながら竹の侵食で入手が難しいかもしれないが、動物由来/鉱物由来のものなら入手は可能な筈。
指の本数は足らなくても、多関節のマニピュレーター型の手先は意外と器用かも。
ファンタジー系だと『魔石』あたりが定番。
マナ石とか魔昌石とか色々呼び名はあるが、概ね魔物が魔法的な力を使うために必要なものであり、場合によってはその生命に直結している事もありますねぇ
結構、貯まってるんじゃないかな?
白黒色分け熊風味でも『山の神』
石の種類にもよるけれど、表面が焼け焦げるのではなく、焼け熔けるなら瞬間最大火力は1800~4000℃程にもなろうか。
それを意にも介さずとなると、その火力でも毛皮レベルで突破出来ていないか、瞬間的に再生しているか……
しかも有るかどうかは分からないが、明らかに全力ではない。
まだまだ格が違うねぇ…
萩原朔太郎……
迂闊に沼ると鬱から自殺に走るので、感受性が強く、意味を読み取れちゃう程度の知識があるハイティーン女子に薦めちゃ駄目な方ですねぇ。
あと、元から鬱傾向の強い方にもOUT
いや、素晴らしい詩人なんですけどね。
熱心なファンにリストカッターがボロボロいるという……
それはともかく
竹剣士試作壱號、大地(竹林)に立つ!
おのれ熊め。
と言っても熊相手はなかなか難しい。
まして異世界の熊なので、火でも吹く可能性だってある。
方向を特定されない角度から精密狙撃出来るなら何とでもなるけどね。
あとは落とし穴コンボは有効。
熊はタケノコも食べる。と言うより積極的に食べにくるので、今のうちに対策考えた方が良いでしょう。
菌類の増殖スピードを舐めてはいけません。
(*´・ω・`)b
菌類は人の尺度の数千万倍~数億倍の時間感覚で繁殖/世代交代/進化の取捨を行います。
昔のSFでは、発生した集合知性を持つカビが地球時間にして10秒足らずで、外惑星軌道を越える宇宙船(意訳)で旅立ったものもあった位です。
うむ。(*-ω-)
この竹林があればB-29なんぞにむざむざ都を焼かれたりはしなかっただろうに……
冗談はともかく、これだけ日数が経ってもタケノコのままなのかな?
となると、タケノコ型のコア個体なのか、成長するのに桁違いの養分や時間が必要なのか。
学会追放というのは、実は例がない。
可能性があるのは学会に年会費を納めない事による除籍位です。
荒唐無稽の珍説だからって、学会はそれを拒みませんよ。
ビスケットを何秒紅茶に浸けたら一番美味しいかを研究した大学の研究チームも
女子学生の履くホワイトソックスの丈は何センチが一番魅力的かを研究した大学教授も
己の半生記を学生に読ませて、との程度感動するのか、又、その%が男女性差と人種と年齢でどう変化するかの統計を発表した大博士も
動物界でイビキをかいて寝るのは人間の他には百獣の王ライオンだけであると発表した動物学者も
動物実験すっ飛ばして人体実験した生科学者も(逮捕されました)
誰も学会追放にはなってません。
(*´・ω・`)b
タケノコは地下で他の竹と繋がっていて、ネットワークを構築している可能性が高いので、意識的に認識範囲を拡張出来ないかを試すとかしてみても良いかも。
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