星と剣―最強魔導師は今日も騎士団長を振り切れない―
国王に忠誠を誓う騎士団長×その王朝を終わらせようとする最強魔導師。
この国唯一の魔導師リュート・アルトフェルトは、王城で重用されながら、現王朝ヴァイスベルクを憎んでいた。飢える民、疲弊する国土、それでも贅沢をやめない王。
いつかこの国を変える。
その機会を、彼は密かに待ち続けている。 そんなリュートに命じられたのは、各地にある「四悪の祠」の封印を強化する旅。 願ってもない王城脱出――のはずが、同行者として付けられたのは、ヴァイスベルクへの忠誠で知られる騎士団長フェティル(ティル)だった。
しかもティルには、反逆の兆しがあればリュートを斬るよう命令が下されている。
敵同士。相容れないはずの二人。 けれど四地方を巡り、民の暮らしを見て、互いの知らなかった顔に触れるたび、その認識は少しずつ変わっていく。
王家への忠誠を捨てられないティル。
国を変えるためなら命すら懸けるリュート。
惹かれ合うほど、いつか剣を向け合う未来が近付いていく。
「忠誠」とは誰に捧げるものなのか。
「王」とは何を守る存在なのか。
国の行く末と恋の行方が同じ選択に収束していく、騎士団長×最強魔導師の政治ファンタジーBL。
R18、R15のお話には、「*」をつけております。苦手な方はご注意ください。
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