魔法少女は人殺し
親を知らない少女・出雲月花(げっか)の前に、自分と瓜二つの不思議な少女が現れた。『願望機の欠片』と名乗った少女は、月花の「他者の役に立ちたい」という強い願望に惹かれ、彼女を魔法少女に選んだという。月花は魔法少女『アシェンプテル』に変身し、掃除が上手くなる魔法を得て、人助けに邁進する。しかし、そんな日々もすぐに終わりを告げた。
アシェンプテルは突然の銃声と共に、魔法少女『マジカルバレット』と『アルカロイド』の襲撃を受ける。2人の目的は、16個に分かれた願望機の欠片を集め、どんな願いも叶える力を手に入れることだった。マジカルバレットの願いは世界から武器をなくすこと、アルカロイドの願いは難病を根絶することだという。
マジカルバレットの銃弾から逃げ回るアシェンプテルの前に、また別の魔法少女、不死身の魔法を持つ『エリクシル』が現れる。アシェンプテルはエリクシルのお陰で事なきを得る。だが、エリクシルは彼女を愛していると言い、執着する。しかし、自分が何故アシェンプテルを愛しているのかは覚えていないし、どうでもいいという。
アシェンプテルはその後、正義を求める魔法少女『アイギス』やその仲間『アリアドネ』『セラフ』と出会う。一安心かと思いきや、あっさりと最初の死人が出てしまう。
願望機の欠片を集める者、戦いを楽しむ者、復讐を望む者……。魔法少女たちはやがて殺し合う。少女たちは一人一人に与えられた固有魔法を駆使し、殺し合いに死力を尽くす。時には手を取り合い、時には裏切る。
魔法少女の力を人殺しに使う者を許せず、アシェンプテルはエリクシルと共に魔法少女たちの戦いを止めようとする。だが、憎しみの連鎖は止められず、少女たちの願いが消えることもない。
アシェンプテルは、魔法少女の力が善となるか悪となるかは、使う者次第だと思っていた。しかし、その力は想像もしなかった代償を伴っていた。
誰に強いられるわけでもなく、ただ自らの願いのために、魔法少女たちは奪い合う。殺し合いの果てに、立っているのは誰か。そして魔法少女の真実とは
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お気に入りや感想など、励みになるのでどうぞよろしくお願いします。基本的に毎日一話のペースで更新していきます
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