月下、血の香りに導かれて ~吸血鬼の狂愛は血の香り~
平凡な日常を送っていた城戸 律。
しかし彼には、人間には知られざる古の血が流れていた。その名はセドリック――。
その血の香りに反応したのは、孤高の吸血鬼王ルシアン──永遠の命を生きる彼にとって、セドリックは、たった一人の「番」であり、唯一無二の存在だった。
しかし彼は自分の運命を拒む。
「俺は、お前のものじゃない――!」
恐怖と抗拒、そして身体と心を深く侵されていく感覚。
だが、拒むほどに増すルシアンの溺愛は、狂気的で執着に満ちていた。
運命に抗う人間と、愛ゆえに狂う吸血鬼――。
永遠に続く夜の館で繰り広げられる、極限の監禁愛。
血と心を捧げさせられたその瞬間、彼は初めて知ってしまう──それが絶望なのか、それとも至上の幸福なのかもわからぬまま、抗えぬほどに深く愛されるという感覚を。
吸血鬼×|血筋末裔《ちすじまつえい》で濃密BL
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