ポンコツ探偵とラッキー助手の犬探し
二十七歳の和山治郎(わやまじろう)/受は、三年前に家を出た父親の跡を継ぎ、探偵業を営んでいる。
その和山を助手として支えるのは、五つ年上の元刑事、北条静(ほうじょうしずか)/攻。
互いに寂しい少年時代を送った二人は、相手の抱える孤独に惹かれ合った。
『助手っぽい』探偵和山と、『探偵っぽい』助手の北条は、どちらが手綱を握っているか分からないような関係を三年続けている。北条が『給料』と言って体を求めれば、和山はそれを拒まない。
そんな二人にある日、失踪した愛犬を探して欲しいという依頼が舞い込む。不審な点の多い犬探しの裏には、実は別の事件が隠されていた。
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