この時の作者の気持ちを答えなさい。

ずっとそうだった。振り返れば彼は中学の頃から僕よりも大抵のことを上手く出来た。それなりの努力があったのかもしれないし、生まれつきの頭に恵まれたのかもしれない。それでも、なんていうか。自分のテリトリーにまで土足で乗り上げて、僕を追い越して、たまたま運が良かったんだよ、なんて言われてしまうと。
やめよう。この状況は僕の出来うる限りの最高な人生だ。今はとりあえず、目の前の原稿を進めた方がいい。でも何のために?モニターの向こうの彼のため?
※カクヨム、pixivにも投稿
24h.ポイント 0pt
0
小説 183,833 位 / 183,833件 現代文学 7,765 位 / 7,765件